結成当初の名義である「アリス九號」時代唯一の音源で、1stおよび2nd pressは自主制作シングル。1st pressは「タイムマシン」および「華一匁」の2曲入りであったが、2nd pressでは「メロウに沈んで」が追加されて3曲入りとなり、それ以降は2nd pressと同様の収録曲となっている。同年9月にPS COMPANYに所属し、翌年11月30日にはPS COMPANYより3rd pressが発売された。また2010年3月1日に『祇園盛者の鐘が鳴る』『ALICE IN WONDEЯLAND』と共に再発された。
2016年8月28日には、結成12周年を記念して本シングル名を題したライブ「A9 XII ANNIVERSARY LIVE "NO NAME" -名前は未だ無い」が新木場STUDIO COASTで行われた[3]。このライブは2004年から2005年までの2年間に発表した初期の楽曲だけを演奏するという内容であり、本シングルの収録曲は3曲とも演奏された。なお「タイムマシン」はアンコールの最後の楽曲であった。
2019年8月10日には、A9としての最後のワンマンツアー「A9 LAST ONEMAN TOUR BEST OF A9 TOUR『ALIVERSARY』」のツアーファイナル公演と結成15周年記念ライブを兼ねた「A9 LAST ONEMAN ALIVERSARY TOUR FINAL & 15TH ANNIVERSARY "THE TIME MACHINE" 〜もしも時が戻るならば願いますか?」が日比谷野外音楽堂にて開催された[4]。公演名には"THE TIME MACHINE"=タイムマシンという単語が含まれ、同曲の歌詞の一節である「もしも時が戻るならば願いますか」が副題となっている。なお「タイムマシン」は本編の最後に演奏された。