いせや総本店
いせや総本店(いせやそうほんてん)は、東京・吉祥寺の精肉業・焼き鳥業者。創業当初は精肉店として営業していた。 住所は東京都武蔵野市御殿山であり、店舗はJR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅南口そばの総本店の他、井の頭公園入り口にいせや公園店、また吉祥寺駅北口にある吉祥寺パーキングプラザにいせや北口店がある。 いせや総本店![]() 1928年(昭和3年)に精肉業者として創業。1953年に2階建ての店舗に改築、翌年1階に精肉店、2階にすき焼き屋をそれぞれ開業。1958年より焼き鳥店に営業方式を転換した。 焼き鳥は一本80円という低価格で、つまみとして飲んでも1,000円程度で済む、庶民感覚の店である。また、雑誌、テレビ番組などでも度々取り上げられている。また著名人にもファンが多く、フォークシンガーの高田渡が店の常連だったのを始め、俳優の渡辺哲も同店のファンである[1]。 豚のカシラ、シロ、タン、ハツ、レバーなども扱っており、売り上げもそちらの比率の方が高い[要出典]。 2019年現在の総本店の店舗は2008年5月に御殿山にできた14階建てのビルで、1・2階にいせや総本店旧店舗の建物を忠実に再現して営業している。なお、建築物の設計は株式会社新建築設計事務所[2]が受け持った。同ビル地下1階には、いせやの直営する国産和牛のすき焼き・しゃぶしゃぶの専門店『肉(すきやき)いせや』が入居する。 改築53年間使用してきた木造建築の旧店舗が老朽化のため、2006年9月25日をもって閉店。閉店から1週間後の10月1日より改築工事に入った。なお改築工事期間中は、吉祥寺本町のヨドバシ吉祥寺裏の仮店舗にて営業を継続した。 2008年5月、御殿山の旧本店跡に14階建て新ビルディングが完成、6月4日より1・2階にて営業開始。また3階から14階までは住居や事務所などがテナントとして入居している。また2010年12月8日には『肉(すきやき)いせや』も開店している。 なお仮店舗は、新店舗営業開始後も6月9日まで「北口店」として営業を継続した。4年後の2012年8月、吉祥寺パーキングプラザ内に北口店が開店している。 いせや公園店いせや総本店 公園店は、井の頭恩賜公園入口にある支店。武蔵野市吉祥寺南町1-15-8に所在。現在の店舗は2013年9月11日に開店した、いせやでは最も新しい店舗である。テーブル席、カウンター席、座敷を合わせて本店よりも多い350席を用意している[3]。 1960年、井の頭公園入口に支店として開店[4]し、約50年余りに亘って営業していた。 当時の店舗の建物の老朽化が進んだほか、2011年の東日本大震災発生時、建物の被害はなかったが壁に亀裂が見つかり、また店舗の前の道路拡張工事が行われることもあり、改築へと至った[4]。旧店舗は2012年7月8日で営業を終了[4]し、工事[5][6]に伴う1年余りの一時休業を経て、2013年9月11日、新店舗が開店した[7]。 また、旧店舗閉店後の2012年秋、現代美術活動家の加藤翼が、中央線沿線を舞台としたアートイベント「TERATOTERA2012」の一環として、解体された旧公園店の建物の廃材を使って巨大構築物を制作し、11月3日・4日に井の頭公園西園グラウンドにて「引き興し」を参加者らと共に行った[8][9][10]。 なお、旧公園店の写真パネルは、北口店の店内で見ることができる。 いせや北口店![]() いせや総本店 北口店は、吉祥寺駅北口にある吉祥寺パーキングプラザの地下1階にある支店[11]。2012年8月に開店した。 前述の総本店の仮店舗として営業していた「北口店」とは異なり、こちらは正式の店舗である。また、店内に旧公園店の写真パネルが飾られている。 概要
店舗情報
ギャラリー
いせやが登場する作品映画
小説
漫画
テレビ番組
脚注
関連項目外部リンク |
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