いわき信用組合
いわき信用組合(いわきしんようくみあい)は、福島県いわき市に本店を置く信用組合。 通称・略称はいわしん[2]。 ATMでは、しんくみ お得ねっと提携信用組合のカードによる出金は自組合扱いとなる。 沿革[3]
店舗[11]
不祥事2024年11月、元職員によるX上での公表を受けた全国信用協同組合連合会からの指摘で内部調査を行ったところ、以下の不祥事が発覚、第三者委員会が設置され、会長が引責辞任した[13]。
2008年7月より2011年2月まで元会長を含む3人の代表理事により、10億円超の本人や親族名義等を使用した大口融資先への迂回融資が発覚[14][15][16]。
2009年6月に副支店長による現金20万円の着服が発覚するも、すぐ戻したため当時の支店長が信組本部に隠蔽、結果的に金融庁に報告されなかった[16]。
2014年7月に当時の支店係長が4,500万円を横領するも、元会長を含む当時の経営陣がこれを隠蔽したことが発覚[14][15][16]。 さらに、2025年5月には以下のような不祥事も明らかになった。
2011年頃から預金者名義で口座を偽造し、大口取引先への融資が不良債権化したことを隠すために使っていた疑いがあることが発覚。組合員の求めで福島地方裁判所いわき支部が保全したリストには、2024年秋時点で約90口座、計17億円超の架空融資が記されていた。実行の指示は当時の代表理事4人のうちの審査部長兼務者が主導したとされる。なお、金融庁には逐次報告していると話している[17][18][19]。2025年5月29日に東北財務局から銀行法に基づく業務改善命令を受けた[9]。翌30日には第三者委員会が調査結果を公表し、ペーパーカンパニーや架空口座を用いた不正融資の総額は計約247億円に上ると認定した[20][21]。 脚注
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