おとり捜査官・北見志穂
『おとり捜査官・北見志穂』(おとりそうさかん きたみしほ)は、1998年から2017年までテレビ朝日系で放送されていた刑事ドラマシリーズ。全20回。主演は松下由樹[1]。 第19作までは「土曜ワイド劇場」にて放送され[注 1]、第20作は「ミステリースペシャル」にて放送された[注 2]。 概要原作は山田正紀の推理小説『女囮捜査官』シリーズ(幻冬舎)。なお、原作は2009年に刊行された朝日文庫版では『おとり捜査官』にシリーズタイトルが改められ、さらに2021年から刊行開始されている徳間文庫版[注 3]では『囮捜査官 北見志穂』に改められている。 監督は第13作までは長谷部安春が務め、長谷部没後の第14作からは山本邦彦が務めている。 2014年制作・放映の第18作はレギュラー出演していた蟹江敬三の遺作となった[2][注 4]。番組冒頭で「袴田刑事役を演じられた蟹江敬三さんが3月30日に逝去されました。今夜放送の『おとり捜査官・北見志穂18』が遺作となります。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と追悼テロップが流され、放送最後にも追悼テロップが流れた。 2015年製作・放映の第19作からはパートナー役が水野美紀に交代した。第19作に限り、タイトルには「・北見志穂」がつかない『おとり捜査官』として放送された。第20作は当初2017年2月25日の『土曜プライム・土曜ワイド劇場』で放送予定だったが、『緊急報道特番"悲運のプリンス"はなぜ、殺されたのか!?金正男氏暗殺の真実』(『土曜プライム』枠外での特番)に差し替えられ[注 5]、同年7月6日の『ミステリースペシャル』で放送された。なお、この第20作を最後に制作されなくなった為、本シリーズは事実上終了となった。 あらすじ松下由樹演じる警視庁捜査一課特別被害者部に所属する女刑事の北見志穂が、猟奇的な事件を解決させるため、自ら囮になって犯人検挙に臨むシリーズ。毎回犯人が捜査陣を巻いて北見を殺害しようとするが、ギリギリのところで蟹江敬三演じる相棒の袴田俊郎刑事が、北見を助け出して犯人を逮捕する。 第19作からは、上記の通り水野美紀が演じる香坂凛が北見の相棒となり、袴田に代わってその役割を担っている。 キャスト警視庁捜査一課 井原班
その他
ゲスト
スタッフ
放送日程
脚注注釈
出典
外部リンク
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