こだま、ことだま。
『こだま、ことだま。』は、日本のバンド・Bank Bandの4作目の配信限定シングル。2016年7月20日にトイズファクトリーより発売された[2]。 背景2016年7月30日 - 31日、石巻港雲雀野埠頭で開催された野外音楽フェスティバル『Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016』にBank Bandが出演[3]。『ap bank fes』は2005年から2012年まで毎年開催されていたが、ap bankとして東日本大震災の被災地復興支援に力を注ぐために2013年より休催していた[4]ため、『ap bank fes '12 Fund for Japan』以来約4年ぶりの開催となった。『Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016』は、2017年に宮城県石巻市を中心に行なわれた総合芸術祭『Reborn-Art Festival 2017』のプレイベントとして開催された[3]。本イベントのために書き下ろされた楽曲が「こだま、ことだま。」であり[2]、同イベントでライブ初披露された[5]。 制作・音楽性本楽曲は作詞を櫻井和寿が、作曲を小林武史が担当。野外音楽フェスティバル『Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016』のテーマソングとして制作された[6][7]。本イベントが東日本大震災の復興支援を目的としている[8]ことから、歌詞について櫻井は「やっぱり震災があったってことは刻まないといけないなと思った。だからといってリアルすぎる描写も避けたいなって思いました」と語ったうえで、次のように発言している[6]。
楽曲のタイトルついて、櫻井は「『こだま』と『ことだま』の違いは、『と』が入ってるかいないかっていうこと。この『と』っていうのは、何かと何かをつなぐもの。その出会いの場所っていうか、人と人を繋げるっていう一番の目的というか、それを隠れテーマで入れてみたかった」と語っており[9]、「僕と君、空と海、誰かと何か…、というように、何かと何かを結びつける大切な『と』の存在に気づき、新たなる出会いの場所で、人と人がつながりながら、紆余曲折して、たどりついた『今』を肯定していきたい」との願いが込められている[10]。 リリース・プロモーションBank Bandとしては「奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜」以来約7年ぶり5作目となるオリジナル楽曲。野外音楽フェスティバル『Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016』の会場では、本楽曲が収録されたCDがグッズとして限定発売された[9]。 2018年6月14日よりBank Bandの全楽曲のダウンロード・サブスクリプション配信がスタートしたことに伴い、本作のサブスクリプション配信も開始された[11]。 収録曲
参加ミュージシャン
テレビ出演
収録アルバム脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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