つむぎの湯
つむぎの湯(つむぎのゆ)は、山梨県西八代郡市川三郷町にある温泉施設である。 概要2003年(平成15年)11月に、当時の六郷町(2005年(平成17年)からは市川三郷町)に建設された町営温泉。「つむぎの湯」の名称は、この施設の位置する富士川沿いの地域「鴨狩津向」(かもがりつむぎ)に由来する。正式名称は「六郷の里 つむぎの湯・いきいきセンター」で、「いきいきセンター」を併設している。 観光施設というよりも町民の健康増進施設という趣旨が強く、浴室のバリエーションも多岐にわたる。特に「下肢リハビリ歩行浴槽」というトレーニング的な浴槽があるところが大きな特長となっている。 併設する「いきいきセンター」は中山間総合整備事業により建設された所謂「活性化施設」である。地域住民の交流促進・地場産業の振興などの役割を担っている施設である。合併後も運営コンセプトこそ変わりはないが、山梨県外からの来館者も多く、山梨の観光スポットとしても広く利用されている。 2011年(平成23年)7月より、東日本大震災以後の国内電力不足対策としての「節電・外出支援事業」を継続実施。以後、環境省の推奨する省エネ・エコ事業「クールシェア」「ウォームシェア」とも事業の趣旨が一致することから、同事業に協賛・啓蒙する施設として注目を集めている。
泉質ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性温泉)であり、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、慢性便秘などの効能があると言われている。源泉の温度は33.5℃、掘削深度は1,500mである。 所在地
営業時間
交通
中部横断自動車道の六郷インターチェンジ。国道52号線の峡南橋を渡り、右折して約300m。
甲斐岩間駅から約1.5km。タクシーで約5分。
市川三郷町コミュニティバスが甲斐岩間駅、落居駅、鰍沢口駅から運行している。但し土曜、日曜、休日、年末年始は運休となる。 脚注
外部リンク関連項目
関連動画 |
Portal di Ensiklopedia Dunia