てるてる亭
てるてる亭(てるてるてい、Teruteru-Tei)は、富山県富山市の中央通り商店街の、セプラビル内にある演芸ホール(寄席)。正式名称は「ほくほくスペース てるてる亭」。 概要かつてTOYAMA109が2000年(平成12年)9月までキーテナントとして入居し、109撤退後はテナントであった映画館の富山スカラ座のみ2001年(平成13年)4月20日まで営業を続け、そのスカラ座が同年5月1日より富山ニュースカラ座にリニューアルした[3]が、こちらも2006年(平成18年)9月1日に閉館したため[4]、地元の大手地銀である北陸銀行が出資し[5]、富山県出身の人気落語家立川志の輔に、落語ができるホールとしてプロデュースを依頼、映画館を改修し[5]2008年(平成20年)6月7日に開館した[6][7]。開館当初より北陸銀行などによる運営となっていた。同年6月14日よりこけら落とし公演が行われた[8]。 ホール名の「てるてる亭」は、運営関係者から「ホール名のどこかに『志の輔』を入れてほしい」と提案されたが、「照れてしまう」との事で入れずに、志の輔の本名が「照雄」で「照ちゃん」と呼ばれていたので「てるてる亭」と命名された。また、志の輔は開館にあたり「席亭のような、館長のような、番頭[5]のような者」に就任した。なお、当ホールは貸ホールとしての貸し出しは行っていない。 セプラビル3階にあるホールの舞台はヒノキを使用し、落語などの公演に合わせ和風の落ち着いた舞台となっている。なお、客席は映画館だった頃の席をそのまま利用している。また、ビル1階には2010年(平成22年)2月13日に、ほくほく通りとしてミニシアター、多目的スペース、土産店などを開店した[9]。 主な施設3階
1階
おもな公演志の輔による「志の輔のこころみ」という落語会が、ほぼ毎月1回(2公演)定期的に行われているほか、毎年1回富山県民会館やオーバードホールなどで、志の輔が座長を務め富山県出身の落語家、芸人、マジシャン、俳優、女優、ミュージシャンなどが一堂に解すイベント「越中座」公演が行われているが[10]、その前日に、てるてる亭にて「越中座前夜祭」が行われたり、「しゃべらんまいけ越中・とやま弁大会」が年1回行われている。また落語家や芸人の公演が不定期で行われている。 出典
関連項目外部リンク
座標: 北緯36度41分21.4秒 東経137度12分59.8秒 / 北緯36.689278度 東経137.216611度 |
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