となみ散居村ミュージアム
となみ散居村ミュージアム(となみさんきょそんミュージアム、英: Tonami Sankyoson Museum)は、富山県砺波市太郎丸にある公立博物館である。通称は散居村ミュージアム。富山県博物館協会会員。 概要散居村で知られる砺波平野全体(厳密には砺波市・南砺市のみが対象)を「博物館」と位置付ける「となみ野田園空間博物館」の中核施設。それぞれ独立した情報館、伝統館、交流館、民具館の4館からなる博物館である。2006年(平成18年)6月10日に情報館、伝統館、交流館の3施設で開館し[1]、2009年(平成21年)6月28日に民具館が開館した[2]。 情報館「マエナガレ」という砺波地方の伝統的家屋をモチーフとした建物で、となみ野(砺波平野)各地に点在する散居村などの農村風景、そこに建つ伝統的な建造物など全体が博物館であるとする構想に基づく「となみ野田園空間博物館[3]」の情報発信拠点施設で、施設内には、となみ散居村ミュージアムの総合受付案内や、散居村の紹介コーナー、学習、体験ができるコーナーなどがある。
伝統館富山県西部の平野部に多く見られる白壁に格子状の木組みが美しい「東建ち(あずまだち)」という、木造平屋建切妻造瓦葺家屋で来客用の式台玄関があり、「アマ」と呼ばれる屋根裏がある2層構造の1915年(大正4年)建築、1958年(昭和33年)に増改築された家屋を移築復元したものである。延床面積98坪(1階・67坪、2階・31坪) 交流館こちらも木造平屋建切妻造瓦葺2階建ての大正後期の家屋の「アズマダチ」で、2世帯、3世帯住宅に増改築されたものである。有償で各種会合、講演会、教室などが開催できる。延床面積120坪(1階・80坪、2階・40坪) 民具館2009年(平成21年)6月28日にオープンした施設で、建物は木造2階建て、延床面積730m2[2]で、砺波市立出町小学校の旧校舎構造物の一部を移築利用したものである[4]。 主な所蔵品
施設情報
交通アクセス脚注
関連項目参考文献外部リンク |
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