アタックアニマル学園
『アタックアニマル学園』(アタックアニマルがくえん)とは、ポニーキャニオンが1987年12月26日に発売したファミリーコンピュータ用の擬似3Dシューティングゲームである。ファミコン3Dシステムに対応しており、プレイヤーが専用スコープを着用することで、画面を立体視することを実現させている。もちろん専用スコープを着用せずに遊ぶことも可能である。 ゲームシステムアタックアニマル学園は画面の奥に向かってステージを進みながら、空中も自在に飛ぶことが可能な主人公のノッコを上下左右に操作し、破壊できない障害物を避けつつ、向かってくる敵をサブマシンガンで撃ちながら進んでゆく、擬似3Dシューティングゲームである。一定距離ステージを進むことと、倒すことが可能な敵を倒すことによって、定められた得点が加算される。ライフ制ではないため障害物にノッコが激突したり、敵や敵からの攻撃がノッコに命中すると、その時点でミスになる。ただし、ゲーム開始時にミスは3回まで許容されており、さらに50万点を獲得する毎にミスが許される回数が1回ずつ増加する。全6ステージ構成で、各ステージの最後にボスが出現したら、ボスの周囲にいるザコ敵を倒せばステージクリアとなる[2]。 ゲームシステムは1985年に発売された『スペースハリアー』をほぼ模倣しているものの[2]、アタックアニマル学園は敵の速度が速いなど難易度が高い[2]。 設定主人公のノッコは女子高校生であり、服装は基本的にセーラー服であるが、ステージによっては体操服とブルマーやスクール水着などに変わる[2]。 ストーリーアニマル学園連合に親友を誘拐されたスケ番のノッコは、サブマシンガンを持ち親友の救出へと向かった。 親友は双頭のオロチに捕らわれており、オロチの支配するスカイエリアに到達するには、狂暴なコアラ、化け物のトカゲ、ヒヒ、ウミヘビや大蜘蛛がいる5つのエリアを通らなければならない。 ステージ構成第4ステージ以外は、地面を走ったり、空中を飛行しながら進むステージである。
キャラクター
大ガメ
海ヘビ
スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計18点(満40点)[3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は15.00点(満30点)であった[1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「当時はこの手のゲームは珍しく新鮮味が感じられた」、「イロモノスペハリか」と紹介されている[1]。
出典
外部リンク |
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