アブナー・アブレイユ
アブナー・アブレイユ・ゴメス(Abner Abreu Gomez , 1989年10月24日 - )は、ドミニカ共和国サンペドロ・デ・マコリス州サンペドロ・デ・マコリス出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。 経歴プロ入りとインディアンス傘下時代2007年に、クリーブランド・インディアンスに入団。ルーキーリーグでは4試合に出場して、打率.303の成績を残した。 2008年はルーキーリーグで51試合に出場し、打率.251、11本塁打、37打点の成績を残した。 2009年は傘下A級レイクカウンティ・キャプテンズに昇格。63試合に出場して、打率.305、7本塁打、30打点の成績を残した。 2010年は傘下A+級キンストン・インディアンスに昇格。106試合に出場して、打率.252、4本、58打点を記録した。 2011年も傘下A+級キンストンでプレー。後述の移籍まで92試合で自己最多の12本塁打、19盗塁を記録した。 カブス傘下時代2011年7月28日に福留孝介のトレード相手の1人としてシーズン途中にシカゴ・カブスに移籍[1]。移籍後は傘下A+級デイトナ・カブスで25試合に出場した。 ブレーブス傘下時代2012年5月23日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ[1]。傘下A級ローマ・ブレーブスで19試合に出場したが、打率.207、本塁打0、3打点という成績に終わり、6月18日に自由契約となった。 西武時代2012年11月1日から埼玉西武ライオンズの秋季キャンプで入団テストを受け、11月20日に同じドミニカ共和国出身のアニェニル・メンドーサと共に育成選手契約を結んだ[2]。 2013年は6月上旬までに二軍でチームトップの5本塁打、打率.293の成績を残し、支配下登録の候補にも挙がったが[3]、6月16日に球団がクリス・カーターを獲得したため、外国人枠の関係から支配下登録は実現しなかった。しかしながら、ファームでチーム最多の98試合に出場し、安打、本塁打、打点など打撃部門ほぼすべてにおいてチーム最多を記録。しかし、前半戦で2割台後半あった打率も最終的には.252であった。シーズン終了後に翌年も育成選手契約を継続することが発表された。 2014年、この年も二軍で起用され、5月22日に支配下選手登録されることが発表された[4][5]。背番号は、72[5]。支配下登録翌日の5月23日に一軍に登録され[6]、同日の対東京ヤクルトスワローズ戦(西武ドーム)で初出場、初先発した[7]。9月20日に球団より契約を解除し、ウエーバー公示にかけられることが発表された[8]。 独立リーグ・高知時代2015年8月14日、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに入団[9]。入団後は、リーグ戦21試合に出場して、打率.203、2本塁打、4打点という成績を残した。 巨人時代2015年11月6日、読売ジャイアンツと育成契約を結んだことが球団から発表された[10]。背番号は014。 2016年3月30日付で支配下登録契約へ移行した。NPBでは西武時代の2014年以来の支配下登録で、背番号は33に変更となった[11]。しかしここでは一軍出場することはなく、シーズン終了後の12月2日に自由契約公示された[12]。 現役引退後引退後はサンフランシスコ・ジャイアンツのドミニカ共和国担当スカウトを務める[13]。 選手としての特徴・人物身長190cmの大型外野手で、高い身体能力を誇る[14]。荒削りながら俊足強打が武器[15]。 明るい性格で来日後は「アブさん」の愛称で親しまれた[16]。 詳細情報年度別打撃成績
記録
独立リーグでの打撃成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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