アプライド・マイクロ・サーキット
アプライド・マイクロ・サーキット (Applied Micro Circuits Corporation、AMCC) は、アメリカ合衆国の半導体製造企業。主に、組み込みシステムおよび光伝送網制御回路向けマイクロコントローラー、およびストレージ製品を設計・開発するファブレス半導体企業である。 2009年、アプライドマイクロ社は、ブランド名をAMCCからAppliedMicroに変更したが、正式名称は「Applied Micro Circuits Corporation」のままである。 歴史と製品2004年、AMCCはIBMからPowerPC400マイクロプロセッサに関するIP、その知的財産権、技術者を2億2700万ドルで買収し、現在は自社名で同プロセッサの開発を継続しPowerPC製品を販売している。この買収には、IBMのSoC設計手法と先進のCMOSプロセス技術へのアクセスも含まれている。 製品別グループ![]() プロセッサー製品グループプロセッサー製品グループは、組み込みシステム用マイクロコントローラのほか、サーバープロセッサ、パケットプロセッサ、ストレージプロセッサを設計、販売していた。このグループには、旧MMCネットワークス社のネットワークプロセッサ(2000年8月買収)とIBM PowerPC 4xxシリーズマイクロコントローラ(2004年4月買収)が含まれている。 IBM PowerPC 400ファミリー(405シリーズ、440シリーズの製品名)を買収して以来、440CPUを搭載した460シリーズ、マルチコアのPowerアーキテクチャデバイスを開発した。 2008年1月、AppliedMicro PowerPC 405EXは、Electronic Product誌のProduct of the Year 2007に選ばれた。 2011年10月、クラウドやエンタープライズサーバ向けのARM 64ビットソリューション、X-Gene Platformを発表した。 コネクティビティ製品グループコネクティビティ製品グループは、光伝送網用物理層デバイスであるフレーマー/マッパー[1]、スイッチファブリック用デバイスの設計、製造、販売を行っている。 ブランド名の変更2009年、ブランド名をAMCCからAppliedMicroに変更したが、正式名称は「Applied Micro Circuits Corporation」のままである。
2016年4月、発売予定のサーバーチップ「X-Gene 3」の情報が公開された。発売予定は2017年後半だった。X-Gene 2よりも性能が向上し、x86-64アーキテクチャを採用したサーバーと良い競争ができると予測された[4]。 買収企業一覧アプライドマイクロ社は、新市場参入のために長年にわたって、中小規模の企業を買収してきた。
脚注
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