アリゾナ州上院
アリゾナ州上院(Arizona State Senate)は、アメリカ合衆国アリゾナ州の州議会であるアリゾナ州議会の上院である。上院は30人の議員で構成され、各議員は平均21万9859人の有権者を代表している(2009年時)。議員の任期は2年で多選制限は連続4期(8年)までとされ、その後の再出馬には1期の休職が必要とされている。アリゾナ州上院は2025年7月10日時点では共和党が多数派を占めている。ラケル・テランが就任したことにより史上初めて上院の過半数が女性議員となった。 アリゾナ州上院議員は下院議員と同じ選挙区から選出されるが、1区につき下院議員は2人に対し、上院議員は1人となっている。このような区割りはアイダホ州上院やワシントン州上院と同様である。 他の州・準州議会の上院、および連邦上院と同様、アリゾナ州上院は州内閣、委員会、理事会への州知事の任命を承認または拒否することができる。 上院はフェニックスのアリゾナ州会議事堂に隣接する議場に招集される。 アリゾナ州上院の指導者アリゾナ州はオレゴン州、メイン州、ニューハンプシャー州、ワイオミング州と並んで上院議長を兼任する副知事職が存在しない全米5州のうちの1つである。その結果、上院は独自の議長である上院議長を選出する。上院議長は上院を統轄し、上院のすべての委員会及び合同委員会の委員を任命し、必要に応じて他の委員会や小委員会を設置することができる。上院議長はまた議長不在時の代行者である仮議長を任命し、さらに両者の不在時の議長代行の任命もできる[1]。 2025年7月10日時点の上院議長は第14区選出のウォーレン・ピーターソン、上院多数党院内総務は第30区選出のソニー・ボレッリ、上院少数党院内総務は第12区選出のミッツィ・エプスタイン、上院少数党院内総務補佐は第8区選出のフアン・メンデスである[2]。 指導者
構成
2023-2025年の議員一覧→詳細は「選挙区別のアリゾナ州下院および上院議員の一覧 (2023年-2033年)」を参照
†は元々公職に就いていた議員。 委員会アリゾナ州下院の常任委員会は以下の通りである:
上院の過去の構成→詳細は「アリゾナ州の政党勢力」を参照
脚注参考文献
関連項目外部リンク
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