アレックス・ウィルソン (スイスの陸上選手)
アレックス・ウィルソン(Alex Wilson、1990年9月19日 ‐ )は、ジャマイカ・キングストン出身でスイス国籍の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒08、200mで19秒98の自己ベストを持つ、両種目のスイス記録保持者。スイスには2004年から住み、2010年に市民権を得た。 経歴2010年5月30日にスイスの市民権を得て、同年6月18日からスイス代表として競技することが可能となった[1]。 2011年5月28日のAtletiCAGenève男子200mで20秒51(-0.8)の自己ベスト(当時)をマークし、1995年にKevin Widmerがマークしたスイス記録(当時20秒41)に0秒10差と迫った。 2013年7月6日のMeeting de la Gruyère男子100mで10秒12(+1.8)のスイス記録(当時)を樹立し、1995年にDavid Dolleがマークした10秒16を塗り替えた[2]。 2014年8月のヨーロッパ選手権男子4×100mリレーでアンカーを務めると、予選を38秒54のスイス記録で突破。決勝でも予選のタイムに迫る38秒56をマークしたが、3位のフランスと0秒09差の4位で惜しくもメダルは逃した[3]。 2017年5月27日のKurpfalz Gala男子100mで自身の持つスイス記録を4年ぶりに更新する10秒11(+0.7)をマーク。男子200mでもスイス記録を22年ぶりに更新する20秒37(+1.5)をマークした[4]。 2021年7月18日、アメリカのマリエッタで行われた大会の100mでヨーロッパ記録を上回る9秒84(+1.9)、200mでは自己ベストを上回る19秒89(+1.8)をマークしたが、機器に不具合があったとして公認されなかった[5]。 自己ベスト記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。
主要大会成績備考欄の記録は当時のもの
脚注
外部リンク
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