インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス
インターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランス(IFF、International Flavors & Fragrances)はニューヨークに本社を置く大手香料メーカー。食品用香料(フレーバー)と香粧品用香料(フレグランス)の取扱いをしている。世界33カ国に進出している多国籍企業で、2018年にFRUTAROMを買収したことにより市場シェアは1位となった。株価指数のS&P 500に含まれる一社である。 歴史1958年、オランダのPolak & Schwarz社と米国のAmeringen-Haebler社が合併してIFFが設立された。(1961年に現在の社名、International Flavors & Fragrancesに改名。) Polak & Schwarz社はジュースメーカー(1889年にオランダのズトフェンに設立され1935年にアメリカに移転した)、Ameringen-Haebler社は香料メーカー(1917年にアメリカに移住したA.L. van Ameringenが1929年に設立した)だった。2社が合併したのは市場を世界中に広げるためであった。 1964年、IFFはニューヨーク証券取引所に上場する。1967年にはニュージャージー州デイトンに工場を新設した。 2000年、BBA社(Bush Boake Allen)、LMR社を買収し、この後数年F&F市場の最大手となる。 2014年、創立125周年を迎えた。 2018年、FRUTAROM社を買収。 日本法人日本法人は1963年に創立。東京都品川区に本社を置くアイ・エフ・エフ日本株式会社。 フレーバー事業(飲料用香料、セイボリー用香料、シーズニングパウダー、製菓用香料、乳製品用香料)とフレグランス事業(香水、ヘアケア用香料、トイレタリー用香料、ホームケア用香料、衣料用香料、パーソナルケア用香料、香水用原料)の展開。 本社には営業部、マーケティング部、研究本部等の部門がある。 東京本社:東京都品川区東大井1-21-4 アイ・エフ・エフビル 御殿場工場:静岡県御殿場市板妻35番地 代表取締役:塚越 伸朗 脚注
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