イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン
『イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン[12]』(Into the Great Wide Open)は、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズが1991年に発表した8作目のスタジオ・アルバム。 背景トム・ペティのソロ・アルバム『フル・ムーン・フィーヴァー』(1989年)を挟んで発表され、同アルバムに引き続きジェフ・リン、ペティ、マイク・キャンベルの3人が共同でプロデュースした。 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのうちハウィー・エプスタインを除く4人は、ロジャー・マッギンのアルバム『バック・フロム・リオ』(1991年)のレコーディングに参加しており[13]、マッギンは本作の「オール・ザ・ロング・リーズン」にコーラスで参加した[14]。また、ジェフ・リンと共にエレクトリック・ライト・オーケストラで活動してきたリチャード・タンディもレコーディングに参加。 ミュージックビデオにはジョニー・デップが出演している。 反響バンドの母国アメリカでは本作がBillboard 200で13位に達し[8]、1991年9月にはRIAAによってゴールドディスクに認定されて、その後も売り上げを伸ばして、2000年10月にはダブル・プラチナに認定された[15]。本作からのシングル「ラーニング・トゥ・フライ」は全米28位、「イントゥ・ザ・グレート・ワイド・オープン」は全米92位に達した[8]。 全英アルバムチャートでは、バンドにとって初のトップ3入りを果たして18週チャート・インした[2]。 収録曲特記なき楽曲はトム・ペティとジェフ・リンの共作。
他メディアでの使用例「ラーニング・トゥ・フライ」は、アメリカ映画『エリザベスタウン』(2005年)のサウンドトラックにおいて、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの「イットゥル・オール・ワーク・アウト」やペティがソロ名義で発表した「ジャック」と共に使用された[16]。 参加ミュージシャン
アディショナル・ミュージシャン 脚注
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