ウマ娘 プリティーダービー
『ウマ娘 プリティーダービー』(ウマむすめ プリティーダービー)は、Cygamesによるスマートフォン向けゲームアプリ[1]とPCゲーム、およびそれらを中心としたメディアミックスコンテンツ。略称は『ウマ娘』。ジャンルは基本プレイ無料の育成シミュレーションゲームで、競走馬を擬人化したキャラクターである「ウマ娘」を育成し、「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指すという内容[7]。 制作背景2016年3月26日に開催された「AnimeJapan 2016」でプロジェクトの始動が発表された[8]。同年8月21日に開催された「Cygames NEXT 2016」でプロジェクトの詳細が発表され、この際、一部の声優交代も合わせて発表された[9]。 ゲームアプリは当初は2018年冬リリース予定[10]としていたが、2018年12月に配信の延期が発表され[11]、未定期間を経て2021年2月24日より配信を開始した[12]。また、ゲームの配信に先立つ形で、コミックやCD、テレビアニメなど多角メディア展開が行われており[13]、各種漫画がCygamesのWEBコミックサイト「サイコミ」で掲載。2018年4月から6月にかけてはテレビアニメが放送され、本作のスピンオフ4コマ漫画『うまよん』も2020年7月より放送されていた[14][15][16]。 発表当初はかつてバンダイナムコエンターテインメントにて『アイドルマスターシリーズ』などに携わった石原章弘がコンテンツプロデューサーとして制作指揮を務めていたが[17]、石原は2019年4月をもってCygamesを退社、それに伴い同職も退任している[18]。 本作に登場するウマ娘の名前(モチーフとなる競走馬の名前)は、その使用に際して全て馬主に許諾を得た上で使用している。 2022年2月15日、台湾・香港・マカオ向けの繁体字版のゲームアプリがCygamesの代理であるKomoe Game(小萌科技)により配信決定が発表され[19]、4月27日に事前登録受付を開始した[20]。2022年6月27日から繁体字版が正式に配信開始された[21]。 韓国ではカカオゲームズにより2022年6月20日より配信を開始し[22]、2022年4月28日に開始した事前登録は10日で100万件を突破した[23]。また、中国本土でもbilibiliが2023年8月30日より簡体字版の配信を開始し、2023年8月4日に開始した事前登録は10日で100万件を突破した[24]。 2024年6月24日、同日夜に配信された動画番組『ぱかライブTV』において、北米・ヨーロッパ圏向けに英語版をリリースすることを発表した[25]。 2025年4月27日、同日夜に配信された動画番組『ぱかライブTV Vol.52』において、2025年6月26日(木)9:30にSteam版がリリースすることを発表した[26]。 ゲームシステムウマ娘の種類まず、これ以降ゲームシステムを解説する上で文中に現れるウマ娘の種類について記述する。
育成プレイヤーはトレーナーとなってウマ娘を育成し、トゥインクル・シリーズに出走させて勝利を重ね、より多くのファンを獲得することがゲームの基本的な流れとなる。
強化編成育成ウマ娘およびサポートカードの強化などができる。なお、これらの強化を行ってもそれ以前に育成完了した殿堂入りウマ娘が強化されることはない。
レース自分の殿堂入りウマ娘を出走させることができるレース。
イベント不定期に、育成でポイントを集めてアイテムなどをゲットできるイベントが開催される。上記の「イベントレース」との区別のため「ストーリーイベント」と書かれることもある。 通常時と同じように育成を行い、育成終了時の状況に応じてポイントが与えられ、ポイントに応じてイベントオリジナルストーリーが解放されたり、イベント限定サポートカードやアイテム、ガチャチケットが配布されたりする。 ガチャ育成ウマ娘ガチャとサポートカードガチャの2種類のガチャがある。各ガチャともジュエルを消費することでガチャを回すことができる。ジュエルはログインボーナスやミッションの報酬としての無償配布の他、有償での購入も可能。前者は育成ウマ娘とそのピース、後者はサポートカードを獲得できる。
ストーリーゲームでのストーリー機能は主にチーム〈シリウス〉やチーム〈アスケラ〉の軌跡を描く「メインストーリー」、ウマ娘とトレーナーの出会い・交流を個別に描く「ウマ娘ストーリー」、過去のイベントのストーリーなどが含まれる「エクストラ」の3種類が存在する。基本的に、ストーリーをひとつ見終わるごとにジュエルがもらえる。 メインストーリートレセン学園のレースチームを舞台に、各章ごとにそこに所属する1人のウマ娘にスポットを当てたストーリーが展開される。ストーリーを全話閲覧すると、その章で主役となったウマ娘のサポートカードを受け取ることができる。なお、読み進めるためにはレースをクリアする必要があることもある[注釈 31]。各章ごとにフィーチャーされたウマ娘は以下の通り。
ウマ娘ストーリー育成ウマ娘とトレーナーの出会いやスカウトまでの経緯(1 - 4話)、およびスカウト後の交流(5 - 7話)を描いた全7話のストーリー。閲覧できるのはすでに獲得している育成ウマ娘のもののみ[注釈 32]で、親愛度を上げることで徐々に解放されていく。 エクストラ過去に開催されたストーリーイベントのストーリーを視聴できるストーリーイベントと、周年記念イベントを振り返るアニバーサリーがある。ストーリーイベントは基本的に当該イベントで解放できたストーリーまでしか閲覧できないが、プレイ開始前、もしくは不参加だったイベントについては第1話のみ閲覧できる[34]。 登場キャラクター→詳細は「ウマ娘 プリティーダービーの登場キャラクター」を参照
アニメ版の独自設定およびオリジナルキャラクターについては「ウマ娘 プリティーダービー (テレビアニメ)#登場キャラクター」、『シンデレラグレイ』の独自設定およびオリジナルキャラクターについては「ウマ娘 シンデレラグレイ#登場キャラクター」を参照。 用語→アニメ版独自の用語については、「ウマ娘 プリティーダービー (テレビアニメ)#用語」を、『シンデレラグレイ』独自の用語については、「ウマ娘 シンデレラグレイ#用語」を参照
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ゲーム
漫画版ウマ娘 プリティーダービー ハルウララがんばる!
STARTING GATE! -ウマ娘 プリティーダービー-
うまよん
ウマ娘 シンデレラグレイ
ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR
ウマ娘 プリティーダービー コミックアンソロジー
ウマ娘 プリティーダービー うまむすめし
ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム
登場キャラクター(漫画)
ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん
登場キャラクター(ゴルシちゃん)
上記の他、2018年10月14日にセイウンスカイが主役の漫画『ウマ娘 プリティーダービー BLUE SKY』(漫画:渡辺義彦)の「サイコミ」での連載が告知されたが[91]、2022年に至っても開始されていない。 CD→ANIMATION DERBYシリーズについては、「ウマ娘 プリティーダービー (テレビアニメ)#CD」及び「ANIMATION DERBY」を参照
STARTING GATEシリーズ→詳細は「ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE」を参照
3人のウマ娘をピックアップし、3人のソロ曲とユニット曲、ウマ娘共通のテーマソング『うまぴょい伝説』の参加ウマ娘バージョン、CDドラマを収録したミニアルバム。
WINNING LIVEシリーズ→詳細は「WINNING LIVE」を参照
ゲームに関係する楽曲を収録。
その他のCD
関連ゲーム
テレビアニメウマ娘 プリティーダービー→詳細は「ウマ娘 プリティーダービー (テレビアニメ)」を参照
第1期は2018年4月から6月まで関西テレビ・TOKYO MXほかにて放送された[96]。 第2期『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』は2020年9月に制作が告知され、2021年1月から3月まで関西テレビ・TOKYO MXほかにて放送された[97][98]。 第3期『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』は2022年11月に制作が決定したことが発表され、2023年10月から12月まで関西テレビ・TOKYO MXほかにて放送された[99]。 ウマ娘 シンデレラグレイ→詳細は「ウマ娘 シンデレラグレイ § テレビアニメ」を参照
漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』を原作としたアニメーション。 分割2クールで放送され、第1クールは2025年4月よりTBS系列ほかにて放送中[100][101]。 Webアニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』のタイトルで、2023年4月16日から5月7日までYouTubeチャンネル『ぱかチューブっ!』にて配信[99][102]。 2022年5月4日開催の「4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! 横浜公演 DAY1」にて発表された、テレビアニメシリーズとは異なる内容の新作アニメシリーズ[103]。「ナリタトップロード」「テイエムオペラオー」「アドマイヤベガ」を中心としたストーリーが展開される[99]。 テレビではBS11にて2023年5月21日に第1・2話、28日に第3・4話を放送。2024年には後述の『新時代の扉』の公開を記念して、新規シーンを追加した劇場用再編集版が5月10日より2週間限定でロードショーされることが発表された[104]。 登場キャラクター(ROAD TO THE TOP)
スタッフ(ROAD TO THE TOP)
主題歌(ROAD TO THE TOP)
各話リスト(ROAD TO THE TOP)
BD
短編アニメうまよん(短編アニメ)短編アニメ『うまよん』が2020年7月から9月までTOKYO MXほかにて放送された[16]。原作の漫画とは異なるオリジナルストーリーとなる。さらに、原作から厳選した全12エピソードをアニメ化した新作ショートアニメがBlu-ray BOXに収録された[107]。 スタッフ(うまよん)
主題歌(うまよん)エンディングテーマは月ごとに曲が変更される。
各話リスト(うまよん)同作では次回予告を3話記載しているが、「この中の1つを放送」と表現する(公式Twitterではアンケート機能を使った予想クイズを実施していた)。
放送局(うまよん)
BD(うまよん)
うまゆる短編アニメ『うまゆる』が2022年10月16日から2023年3月26日まで、YouTubeチャンネル『ぱかチューブっ!』にて毎週日曜日に配信[111][112]。10月16日に限り、第1話から第3話を一挙配信[112]。AT-Xでは同年10月20日より毎週木曜日22時5分から放送[113]。AT-Xでは、14話が『ぱかチューブっ!』より10日早い、2023年1月5日に通常放送されてしまい、版権元からの依頼で15話(当初2023年1月12日放送予定)以降は2週間延期となった。 スタッフ(うまゆる)
主題歌(うまゆる)
各話リスト(うまゆる)
うまゆる ぷりてぃ〜ぐれい短編アニメ『うまゆる ぷりてぃ〜ぐれい』が2025年4月30日から2025年5月6日まで、YouTubeチャンネル『ぱかチューブっ!』にて配信[114]。 アニメ『うまゆる ぷりてぃ〜ぐれい』 - YouTubeプレイリスト スタッフ(うまゆる ぷりてぃ〜ぐれい)
主題歌(うまゆる ぷりてぃ〜ぐれい)
各話リスト(うまゆる ぷりてぃ〜ぐれい)
映画→詳細は「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」を参照
2024年5月24日に公開された。 声優メンバーによる出演番組レギュラーWebラジオ『ぱかラジッ!〜ウマ娘広報部〜』のタイトルで、2016年11月11日よりHiBiKi Radio Stationにて配信開始、2019年4月26日更新の第85回をもって更新終了。パーソナリティは和氣あず未(スペシャルウィーク 役)、高野麻里佳(サイレンススズカ 役)、Machico(トウカイテイオー 役)[115]。テレビアニメ放送に合わせて、2018年4月6日(通常版 第71回の翌週)から2019年1月18日までの間『アニメ版』と称し特別編成で全42回放送された[116]。2019年1月25日(第72回)より通常編成に戻っている[117]。過去の放送はニコニコ動画「ウマ娘チャンネル」で視聴することができる。 2019年4月14日にYokohama LANDMARK HALLにて公録イベント「ぱかラジッ! 〜ウマ娘広報部〜 公開録音 平成最後のプレシャスプリティーパーティー」が開催された。出演者は和氣あず未(スペシャルウィーク役)、高野麻里佳(サイレンススズカ役)、Machico(トウカイテイオー役)、香坂さき(ゴールドシチー役)、首藤志奈(ハルウララ役)、新田ひより(マチカネフクキタル役) ゲスト
Web動画ウマ娘 プリティーダービー Abemaステークス『ウマ娘 プリティーダービー Abemaステークス』は、2018年2月25日よりAbemaより全6回で配信されたウマ娘の情報番組。 配信回
ぱかチューブっ!『ぱかチューブっ!』は、2018年3月25日より開設されているウマ娘のコンテンツ全般の公式YouTubeチャンネル。 開設当初は毎週月曜と水曜にウマ娘宣伝担当(自称)のゴールドシップがバーチャルYouTuberとして企画動画がメインコンテンツとなり、その他アニメのCM動画などの公式チャンネルとしての動画が投稿されていた。 2020年後半のアプリのリリースが間近になった頃以降は、後述の『「ウマ娘 プリティーダービー」ぱかライブTV』、『そこそこぱかライブTV』に加え、アプリやアニメ、各種関連イベントのプロモーション動画などがアップロードされている。ゴールドシップのバーチャルYouTuberとして企画動画も頻度は下がっているが引き続き投稿されている他、ゴールドシップ以外のキャラもバーチャルYouTuberとして登場することもある。 「ウマ娘 プリティーダービー」ぱかライブTV『ぱかチューブっ!』内で不定期配信(主に月1回)されている。出演のウマ娘声優達のバラエティコーナーと、アプリのアップデート情報やウマ娘関連のイベント情報の公開などが行われる。基本的には生配信だが、出張版などは公開収録として配信されている。 配信回
そこそこぱかライブTV不定期で『そこそこぱかライブTV』として出演のウマ娘声優達のそこそこのトークを行う番組も配信されている。こちらは収録である。 そこそこぱかライブTV - YouTubeプレイリスト 配信回
ファミ通presents ウマ娘研究会!『ファミ通presents ウマ娘研究会!』(ファミつうブレゼンツ ウマむすめけんきゅうかい)は、ファミ通制作により、2021年3月14日から2023年3月25日までニコニコ生放送とYouTube Liveにて配信されていたWeb番組。パーソナリティーはテイエムオペラオー役の徳井青空[118]。配信時間は隔週火曜20:00 - 22:00で、21:00以降はニコニコチャンネル会員限定のみでおまけ配信パートを設けている(YouTubeでは本編のみ同時配信)[119]。不定期で特番が週末に配信された回もあった。 基本的には徳井のみで進行していたが、不定期で同じウマ娘声優がゲストとして出演していた。 その他のコンテンツテレビアニメの製作委員会参加局の一つである関西テレビ放送(カンテレ)の競馬関連番組[注釈 68]公式YouTubeチャンネル「カンテレ競馬」でも、2021年3月29日に本作品とのコラボレーションで長年競馬実況に携わってきた杉本清(元関西テレビアナウンサー)と吉原功兼・服部優陽(以上関西テレビアナウンサー)、上田瞳(ゴールドシップ 役)・前田佳織里(ナイスネイチャ 役)による対談動画を公開している[120][121]。尚、対談は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、関西テレビ組3名は大阪から、出演声優2名は東京から、Web会議システムを用いて行われた。 ゲスト出演テレビ番組
ライブイベントナンバリングイベント
Twinkle Circle!各公演の千秋楽では、イベントの模様をYouTubeチャンネル『ぱかチューブっ!』にて無料生配信。
合同ライブ
舞台『舞台「ウマ娘 プリティーダービー」〜Sprinters’ Story〜』のタイトルで、2023年1月15日から1月29日まで品川プリンスホテル ステラボールにて上演された[174]。このうち16日から26日の公演については公演関係者に新型コロナウイルスの感染が確認されたため中止となった[175]。公演は27日から再開された[176]。 メインキャストにはゲーム版の担当声優陣がそのまま起用されている[177]。ゲームと異なり、高松宮記念がGII2000mの高松宮杯に変更されていたり、スプリンターズステークスとマイルチャンピオンシップとの開催順が逆になっているなど、ストーリーの基となった1991年当時の競馬を忠実に再現している。
GI・JpnI競走応援イラスト2018年のNHKマイルカップ開催日から、現実のGⅠ競走の開催日に合わせてそのレースを過去に優勝した競走馬をモチーフとしたウマ娘のイラストが本作公式X(旧Twitter)に掲載されている。一部当該レースに未出走または未勝利のウマ娘や、当該レースの旧称時代または格付がGII以下だった時代に優勝したウマ娘が含まれる場合がある。当初ウマ娘のイラストはアプリ版と同じ絵柄だったが、2020年の天皇賞(春)以降は『うまよん』に登場したようなデフォルメキャラクターのイラストに変更されている。 2022年からはダートグレード競走のJpnIも対象となり、同年5月のかしわ記念から順次掲載されている。但し川崎記念は2023年より、ジャパンダートクラシック(旧ジャパンダートダービー)を除く3歳ダート三冠競走(羽田盃・東京ダービー)とさきたま杯はJpnI昇格後の2024年より掲載。JBC3競走(JBCスプリント・JBCレディスクラシック・JBCクラシック)は同日施行のため一括で掲載される。 2018年
2019年
2020年ウマ娘版
うまよん風版
2021年
2022年2023年2024年2025年
二次創作に関する事項本作品を用いた二次創作に関しては、本作品自体が実在の競走馬をモチーフにしていることもあり、作品公式サイトにおいて以下のように告知し、注意を呼びかけている。
その後ゲームサービス開始以降、「著しく競走馬のイメージを損なう二次創作が見受けられる」として、馬名管理会社と協議の上で2021年11月10日付で二次創作のガイドラインを改めて制定し、配慮すべき表現の明確化を行ったほか、これに抵触した場合は法的措置も検討する可能性も示唆している[179][180][181]。 西山茂行に関連した騒動ニシノフラワーやセイウンスカイなどを所有している西山茂行は、2021年4月23日に自身のTwitterにおいて、本作品の二次創作に関しては成人向けを含めて容認する趣旨の発言を行った。しかしこれを一部ユーザーが「競走馬のイメージを著しく損なう表現を含めて何でもあり」と解釈したコメントを寄せたため、態度を一変させ所有馬を元にしたウマ娘の二次創作を全年齢向け含め全面禁止する旨を示した(当該ツイートはその後削除)。西山はその後「作品は全年齢向けでなのでそれならば構わない。それ以上のことは答えようがないので、運営会社からガイドラインがあるようならそれに従ってほしい」と発言している[182]。 反響→アニメの反響については、「ウマ娘 プリティーダービー (テレビアニメ)#反響」を参照
ゲーム(反響)アメリカのゲーム調査会社・Sensor Towerの調査によると、全世界のモバイルゲーム売上で、日本国内のみのセールスにもかかわらず、本作が2021年3月に第4位(約149億円)[183]、2021年4月には「王者栄耀」「PUBG MOBILE」に次ぐ第3位となった(金額は非公表)[184]。最終的に2021年末まで(12月14日時点)の売り上げは約9億6500万ドル(約1100億円)に達し、2021年の全世界のモバイルゲーム売上で第9位となった[185][186]。 角川アスキー総合研究所の『ファミ通モバイルゲーム白書2022』によれば、2021年の「ウマ娘 プリティーダービー」の国内推定売上は1295億7300万円で、2位以下に大差を付けてトップとなった[187]。 Google Play(日本)のゲームセールスランキングでは、2021年2月28日から6月18日まで111日間連続1位を記録した[188]。 また、日経BP発行の情報誌『日経トレンディ』が2021年12月号で発表した「2021年ヒット商品ベスト30」では第2位にランクイン[189][190]、2021年11月30日に発表された「Google Play ベスト オブ 2021」において、ゲーム部門の大賞となる「ベストゲーム 2021」を始め、ユーザー投票部門最優秀賞、エキサイティング部門の部門賞を受賞している[191]。 App Store上での評価は5段階評価中4.0。 楽曲ゲームアプリのリリース後、本作のテーマソングの一つである『うまぴょい伝説』のカバーや踊ってみた動画がSNSに多数アップロードされ、盛り上がりを見せた[192]。中には2021年12月4日に行われた東北楽天ゴールデンイーグルスのファン感謝祭において、新人選手達による同曲のダンスパフォーマンスが披露されている[193]。 また、「『うまぴょい伝説』を披露する」行為を指して「うまぴょい(する)」と表現されることもあり[194][195]、2021年7月3日にNHKの音楽番組『シブヤノオト』への「ウマ娘」名義での出演と『うまぴょい伝説』のテレビ初披露が発表された際には、Twitter上で「NHKでうまぴょい」がトレンド入りした[196]。第66回有馬記念が開催された2021年12月26日の中山競馬場では、昼休みの時間の演奏会にて、当日のファンファーレを演奏する海上自衛隊東京音楽隊が同曲を演奏して話題となった[197]。これ以降、日本ダービー・ジャパンカップなど陸海空自衛隊の音楽隊がファンファーレ生演奏を担当する中央GI競走当日の昼休憩中の演奏会にて「ウマ娘」の楽曲を演奏する事が恒例となっている[198]。 その他
コラボレーション中央競馬
地方競馬南関東公営競馬
他地区
地方自治体
ゲーム他作品
その他メディア
食品メーカー、ファーストフードチェーン
コンビニエンスストアその他組織
テレビCMゲームキャラクターが登場するテレビCMは複数製作されているが、ここでは実在の人物が出演したテレビCMを取り上げる。
受賞
訴訟2023年までに、コナミデジタルエンタテインメントは、「ウマ娘 プリティーダービー」のゲームシステムやプログラムについて、特許権に係る問題があるとしてCygamesと協議を進めていたが合意に至らず、同年3月31日、特許侵害があったとして訴訟を提起[280]し、40億円の損害賠償やゲームをはじめとしたコンテンツの提供・販売差し止めなどを求めた。Cygames側は、特許侵害の事実は無いと考えているとした上で、正当性を訴訟手続きの中で明らかにしつつ、引き続きコンテンツの提供を続けることを明らかにした[281]。 なお、東洋経済の取材・報道によれば、侵害しているとされる特許の一部は以下のものである。
脚注注釈
出典
外部リンク
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Portal di Ensiklopedia Dunia