エアーコンバット (システムソフト)
エアーコンバット (システムソフト)は、システムソフトが開発しているコンバットフライトシミュレーションゲーム(シリーズ8作目である「スーパーエアーコンバット4」では、モード切替によりフライトシューティングゲームとしても機能可能)。 シリーズ立体版遊撃王(1985年発売)ステレオ表示切替により、添付されているアナグリフ方式(赤青セロファン)3D眼鏡で立体視出来る。
操縦できる航空機
AIRCOMBAT 遊撃王II(1989年発売)本作より、シリーズ名が「エアーコンバット」となる。
操縦できる航空機
エアーコンバットII(1991年発売)
操縦できる航空機
アドオンソフトエアーコンバットII シナリオ集(1991年発売)
操縦できる航空機、及び選択可能な僚機操縦出来る航空機に下記が加わる代わりに、F/A-18、YF-23A、F-117、JAS39、F-4、MIG-21、MIG-31が操縦可能機体ラインナップから外される。 エアーコンバットII シナリオ集vol.2(1992年発売)
操縦できる航空機、及び選択可能な僚機
エアーコンバットIII(1992年発売)PC-98シリーズでは最終作となった作品。本作発売の同年4月1日、ネット対戦型フライトシミュレータの先駆けとも言える「Air Warrior」の日本語版「富士通Air Warrior」が大手商用パソコン通信「ニフティサーブ」を介して開始される(対象プラットフォームは、対応クライアントソフトを導入済みのFM TOWNS(富士通)およびPC-9801シリーズ(NEC))。1993年に、ナムコより同名のアーケード用フライトシューティングゲーム「エアーコンバット」が登場し、一見、画面も似ていたので、本作の移植と勘違いする者も続出した。1992年には、ノヴァロジック社より、ボクセル技術を用いたコマンチシリーズ(w:Comanche series)の第1作、「コマンチマキシマムオーバーキル」が登場、翌1993年に日本版が発売されている。「コマンチマキシマムオーバーキル」は、プレイに当時のハイエンドPCを要求したが、フライトシムマニアから「カジュアル系フライト・シミュレーション」と呼称される程、時代水準を突出した鮮やかで美しい画面は、本作に限らず他社製品を軒並み見劣りさせる程であった。
操縦できる航空機
スーパーエアーコンバット 蒼空の覇者(1997年発売)本作より、シリーズ名が「スーパーエアーコンバット」となる。本作発売の前年1月、先代シリーズ「エアーコンバット」でも操縦コントローラー接続インターフェースとして採用されてきたゲームポート規格に代わるUSB規格が発表されている。本作では初期出荷版はゲームポート対応を外されていたが、同年2月13日にゲームポート対応可能となる修正パッチを公式HPにて無償公開・配布(「SUPER AIR COMBAT」アップデートプログラム(Internet Archive保管版。要:表示画面内「Impatient?」クリック)を開始。のちにMediaKiteより発売された価格改定版(ULTRA2000シリーズ。収納パッケージもCDケースに変更)では最初から同パッチ適用版となっている。なお、システムソフト初期販売版については、Windows XP(32bit版)へのインストールおよび起動こそ可能ではあるが、動作速度全般が異常に高速(機体解説・選択画面で、当該機体CGの自動回転表示が扇風機の羽の様に高速で描かれたり、操縦操作に対する反応が非常にシビアである等)である等、問題が存在している。メディアカイト販売版についても、64bit版OS全般のPCではインストーラーは起動出来ない(Windows MEおよびWindows XP以降OS(32bit版)搭載PCでのインストーラー起動可否およびゲーム本体運用上の問題有無については不明)。
操縦できる航空機
スーパーエアーコンバットII(1997年発売)前作10ヶ月後に発売された。ちなみに本作登場の翌年11月、後々エアーコンバット・シリーズ・ファンの多くを奪う事となる「Microsoft Combat Flight Simulator」シリーズ第1作がマイクロソフトにより発売され、翌々年にはフリーソフト「YS FLIGHT SIMULATOR」の無償公開が開始されている。下記の通り、販売形態によりインストールできるOSが異なっている(例えば、Windows XPではシステムソフト初期販売版インストーラーは起動できない。NECインターチャネル価格改定版についても、64bit版OS全般のPCではインストーラーは起動出来ない(Windows XP以降OS(32bit版)搭載PCでのインストーラー起動可否およびゲーム本体運用上の問題有無については不明)。システムソフトアルファ公式HPダウンロード販売版については、Windows 8以降OSは非対応と公式アナウンスがされている)。
操縦できる航空機
スーパーエアーコンバットIII(2000年発売)翌年発売開始となるWindows XPでは動作せず(前作「スーパーエアーコンバットII」は動作可)、その後も(現在に至るまで)何も処置を採らなかった為に、結果的に商機へ背を向けた不幸な商品となった。「Windows 2000で動作するのであれば、概ねWindows XP以降のWindows系OSでも動作可」という(まんざら過ちでも無い)流布・伝聞を信じ込み、中古購入して動作せず落胆する購入者は今でも時折発生するなど、Windows XP以降のWindows系OS利用者にとっては、シリーズ中欠番同然の作品となっている。
操縦できる航空機
留意事項
スーパーエアーコンバット4(2006年発売)開発はアクアシステム。コンシューマ機で人気定着していたフライトシューティングゲーム・ジャンル(エースコンバットシリーズやエアロダンシングシリーズなど)を意識し、操縦操作や機体運用上の制約を簡素化した「アーケード・モード」も新たに搭載した。本作登場の約2年3ヵ月後、競合企業ながらもフライトシミュレーター・ソフト業界を牽引してきたMicrosoftが当該ジャンル開発部門「ACE Studio」閉鎖(フライトシミュレーター・ソフトからの撤退)を断行、同ジャンルの市場規模冷え込みをうかがわせる世相となっている。
操縦できる航空機
スーパーエアーコンバット The mobile mission(2006年3月20日 有償配信開始)iアプリ(NTTドコモ一部携帯電話機種用Javaアプリケーション)として、開発され、「スーパーエアーコンバット4」発売と同年に配信開始。同じく開発されたiアプリ版「大戦略ONLINE」、およびiアプリ版「マスターオブモンスターズ」との一括3本セット「システムソフトSLG総合」を月額利用料(¥315円)支払いで利用という形をとっている。他、追加機体や追加シナリオも配信されている。「超低空飛行シューティングモード」が新たに設けられ、シナリオミッションも従来のPC版とは別個のオリジナルになっている。他社フライトシミュレーション(もしくはフライトシューティング)携帯電話アプリ移植・配信サービスの動きとしては、翌年暮れにコナミよりiアプリ「エアフォースデルタ オルタナティブ」が、3年後暮れにはバンダイナムコゲームスよりiPhone用・iPod touch用・iPad用アプリ「エースコンバットXi スカイズ・オブ・インカージョン」が配信開始され、「スーパーエアーコンバット The mobile mission」が先駆け的製品となっている事が分かる。
操縦できる航空機
F-04 MI-C.A.D.O.本シリーズに登場する架空の戦闘機。機体名称のMI-C.A.D.O.はMulti purpose Intercepter-Computer Assisted Direct Operationの略称だが、日本語の「帝」にも掛けていると思われる。本機が最初に登場した『AIRCOMBAT 遊撃王II』の舞台である20XX年時点での、環太平洋経済連合の主力戦闘機である。 全長16.8mという軽戦闘機の部類に入る機体だが、大気圏外で製造された新素材と、陸奥菱重工製のM-21-ML-004Dエンジンを組み合わせる事によって、高い運動性と豊富なペイロードを実現している。主翼の翼型は前進翼で、水平尾翼は無く、外側に傾いた双垂直尾翼と、後退角のついたカナードを有する。エンジンは単発。最高速度はマッハ2.4で、固定武装として30mmUD弾レールキャノンを2門装備している。 基本型のF-04Bを始めとして、性能を向上させたF-04C MI-C.A.D.O. IIやF-04D MI-C.A.D.O. IIIなどの複数のバリエーションが存在する。また、明確に繋がりは語られていないが、シリーズ第一作『立体版遊撃王』に登場する「DOGFIGHT I」とも形状が類似しており、何らかの関連性があると思われる。 その他の詳細や各型のスペックは外部リンクを参照の事。 関連項目
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