エスキバ・ファルカオ
エスキバ・ファルカオ(Esquiva Falcão、1989年12月12日 - )は、ブラジルのプロボクサー。エスピリトサント州ヴィトーリア出身。ロンドンオリンピックのミドル級銀メダリスト。兄はロンドンオリンピックのライトヘビー級銅メダリストのヤマグチ・ファルカン。父母姓を合わせたフルネームはエスキバ・ファルカオ・フローレンチーノ (Esquiva Falcão Florentino) 。 来歴アマチュア時代2009年、バクーで開催されたAIBAプレジデントカップ国際トーナメントにウェルター級 (69kg) で出場するが準々決勝で敗退[1]。 2011年、ベネズエラのクマナで開催されたパンアメリカン競技大会予選会にミドル級 (75kg) で出場するが1回戦で敗退[2]。バクーで開催された世界選手権にミドル級 (75kg) で出場し、準決勝で日本の村田諒太に敗れ銅メダルを獲得した[3]。 2012年、ロンドンオリンピックにミドル級 (75kg) で出場し、決勝で村田に敗れたものの銀メダルを獲得した[4]。 2013年、カザフスタンのアルマトイで開催された世界選手権にミドル級 (75kg) で出場するが2回戦で敗退した[5]。 プロ転向後2014年2月15日、ロサンゼルス郊外のハワイアン・ガーデン内のC.ロベルト・リー・センターでプロデビュー戦を行い、ダウンこそ奪えなかったが連打で一気に畳みかけ、4回2分36秒TKO勝ちで白星でデビューを飾った。 2023年2月8日、IBFからIBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキンとの指名試合を行うよう指令されていたが、ゴロフキンが王座を返上した為、IBF世界ミドル級3位のビンセンツォ・グアルティエリとの王座決定戦を行うようIBFから通達された[6][7]。 2023年5月2日、ファルカオとグアルティエリとの間で行われるIBF世界ミドル級王座決定戦の興行権に関する入札で、ファルカオを擁するトップランクが375,000ドルで入札したのに対し、グアルティエリを擁するアルゴ・スポーツが410,000ドル(約5900万円)で落札し、両選手の報酬は205,000ドル(約2900万円)ずつとなった[8]。 2023年7月1日、ヴッパータールのウニハーレ・ヴッパータールでビンセンツォ・グアルティエリとIBF世界ミドル級王座決定戦を行い、プロ転向31試合目で初黒星となる、12回判定負けを喫し、王座獲得に失敗した。なお、この敗戦を受けてトップランクはファルカオを解雇した[9]。 戦績
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
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