エドン・ジェグロヴァ
エドン・ジェグロヴァ(Edon Zhegrova, 1999年3月31日 - )は、コソボのプロサッカー選手。コソボ代表。LOSCリール所属。ポジションはフォワード。 経歴クラブ幼少期コソボのKFフラムルタリ、プリシュティナ、ベルギーのスタンダール・リエージュ、シント=トロイデンの下部組織で育った。2012年にコソボで開催されたACミランのジュニアキャンプでは、最優秀選手に選出された[1][2][3]。 KRCヘンク2017年3月22日、ベルギー・ファースト・ディビジョンAのヘンクに加入[4]。9月10日、アウェイのヘント戦で80分にルスラン・マリノフスキーとの交代で途中出場し、プロデビュー[5]。 FCバーゼル2019年2月4日、スイスのバーゼルへの期限つき移籍が発表された[6]。契約期間は1年半、背番号は30となった[7]。2月23日、アウェイのヌーシャテル・ザマックス戦で83分からヴァレンティン・シュトッカーとの交代で途中出場し、スーパーリーグデビュー[8][9]。9月25日、ホームのシュタディオン・ザンクト・ヤコブで迎えたチューリッヒ戦で移籍後初ゴールを挙げた[10]。 2020年9月22日、新たに3年契約を交わし、バーゼルに完全移籍[11]。5日後、シーズン開幕戦のセルヴェット戦に先発出場すると、10月4日のルツェルン戦では完全移籍後初ゴールを挙げた[12]。 LOSCリール2022年1月14日、4年半契約でフランスのリールへ移籍[13][14]。移籍金は7,000,000ユーロと報じられている[15][16]。2月6日、パリ・サンジェルマン戦で85分からジョナタン・バンバとの交代で出場し、リーグ・アンデビュー[17]。フランスでの初ゴールは3月6日、リーグ第27節のクレルモン・フット戦で記録した[18]。 2024-25シーズン、内転筋を痛めたことにより、シーズンの後半は試合に出場することができなかった[19]。 代表2017年8月、U-21代表から召集を受けたが、今はクラブでの活動に集中することが重要だとして、これを拒んだ[20]。 2018年3月6日、ついにコソボ代表としてプレイすることを決断[21]。13日後、マダガスカルおよびブルキナファソとの親善試合に臨むコソボ代表から召集された[22]。3月24日のマダガスカル戦に先発出場し代表デビューを果たすと、47分に代表初ゴールを挙げ、その1点を守り試合も勝利した[23]。 人物コソボ人である両親がコソボ紛争から逃れていたドイツのヘルフォルトで生まれ、紛争が落ち着いた2歳の頃に家族でコソボのプリシュティナへと戻った[20]。 右ウイングを主戦場とし、ドリブルでの切り込みが得意な左利きのアタッカーであり、そのスタイルが似ていることから「コソボのメッシ」や「コソボのロッベン」とも称される[16][24]。 個人成績クラブ
代表
ゴール
脚注
外部リンク
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