エマニュエル・ジャシ
エマニュエル・ジャシ(Emmanuel Gyasi, 1994年1月11日 - )は、イタリア・パレルモ出身のサッカー選手。ガーナ代表。エンポリFC所属。ポジションはフォワード。 経歴クラブ1994年1月11日、ガーナ人の両親のもと、イタリア・シチリア島のパレルモに生まれた。4歳から11歳までガーナで過ごしたのちイタリアに戻り、その後USプロ・ヴェルチェッリを経てトリノFCの下部組織に加入した[1]。2013年にはクラブと4年間の契約で初のプロ契約を結んだ[2]。 2014年7月5日、レガ・プロのACピサ1909に期限付き移籍で加入[3]。冬の移籍市場期間である2015年1月には、同じくレガ・プロのマントヴァFCに期限付き移籍で加入した[4]。 2015年8月31日、レガ・プロのカッラレーゼ・カルチョ1908に期限付き移籍で加入した[5]。 2016年7月22日、レガ・プロのUSピストイエーゼ1921に2年契約で加入[6]。しかし、8月19日にはセリエBのスペツィア・カルチョに移籍し、そこからの期限付き移籍の形でピストイエーゼに加わった[7]。 2017年8月16日、セリエCのFCズュートティロールに期限付き移籍で加入した[8]。 翌2018-19シーズンからはスペツィアの一員としてプレー。2年目の2019-20シーズンの昇格プレーオフ1stレグのフロジノーネ・カルチョ戦では、得点を挙げ1-0の勝利に貢献[9]。続く2ndレグは0-1で敗れて計1-1になったものの、リーグ戦においてスペツィアの方が上位だったことにより、クラブ史上初のセリエA昇格を決めた[10]。2020年9月27日、2020-21シーズン開幕節のUSサッスオーロ・カルチョとの試合で先発しセリエAにデビュー[11]。11月29日に行われた第9節カリアリ・カルチョ戦でセリエAでの初得点を決めた[12]。その後も主力として試合を重ねていき、クラブも2年連続でトップリーグ残留。2022-23シーズンにはキャプテンに就任した[13]。しかし、自身は出場停止により欠場した残留プレーオフでエラス・ヴェローナFCに敗れセリエBへの降格が決定[14]。ジャシはレンタル移籍していた期間を除いたスペツィアでの在籍5年間で、公式戦185試合出場26得点の記録を残した[15]。 2023年7月21日、セリエAのエンポリFCに完全移籍で加入した[16]。 代表2021年3月、ガーナ代表に初招集され、25日に行われたアフリカネイションズカップ2021予選の南アフリカ代表戦で先発出場しデビューを果たした[17][18]。 脚注出典
外部リンク
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