エマ・グリアン
エマ・アンナ=マリア・グリアン・トレガロ(Emma Anna-Maria Green Tregaro、1984年12月8日 - )は、走高跳を専門とする、スウェーデンの陸上競技選手。ヨーテボリ(イェーテボリ)東部ベルフォン(Bergsjön)出身。2005年世界陸上競技選手権大会で銅メダルを獲得する。また2008年の北京オリンピックスウェーデン代表であった。2010年ヨーロッパ陸上競技選手権大会で自己新記録となる2m01をマークして銀メダルを獲得した。 経歴エマはスウェーデンのベルフォンに生まれ、母・マリア(Maria)、父・レナート(Lennart)、弟・エリック(Erik)の4人家族であった。2003年にギムナジウム(中等学校)を卒業、当時は地元・ヨーテボリで開催される2006年ヨーロッパ陸上競技選手権大会を目標に据えていた。2005年世界陸上競技選手権大会で自己ベストを更新する1m96を跳び、銅メダルに輝いた。 2010年7月1日、エマはほぼ5年ぶりに自己ベストを更新、1m98を記録してソレントゥナ・グランプリ(Sollentuna GP)で優勝した[1]。そのわずか1か月後の8月1日にはスペイン・バルセロナで開かれたヨーロッパ陸上競技選手権大会にて5分間で2度の自己ベストを更新した。1度目の記録は、1m99、2度目の記録は2m01だった。これはエマにとって初めての2m台突破の瞬間であり、ブランカ・ブラシッチに次ぐ価値ある銀メダルであった。同月にはヨーテボリで開かれたフォルクサム・グランプリ(Folksam Grand Prix)に出場、1m95で優勝した[2]。 世界のトップレベルの高跳選手でありながら、スウェーデンの100m、200m、走幅跳のトップ選手であり、三段跳でもスウェーデンの上位成績を残している。 親族ヤニック・トレガロ(Yannick Tregaro)はエマのトレーナーであり、2011年3月に結婚し、夫となった。ヤニックは走高跳選手のカイサ・ベリークヴィスト、三段跳選手のクリスチャン・オルソンのコーチを務めた。いとこのニック・グリアン(Nicke Green)はロック歌手である。 主な試合成績※特記しない限り、走高跳の成績。
個人記録
脚注
参考資料
外部リンク
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