エルメス・フランカ(Hermes França、1974年8月27日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。セアラー州フォルタレザ出身。チーム・エルメス・フランカ主宰。元WEC世界ライト級王者。
アメリカン・トップチーム初期からの選手で、後にブラジリアン・トップチームへ移籍。2005年12月には自らのチームFIGHT.COを設立した。
来歴
2003年4月25日、UFC初参戦となったUFC 42でリッチ・クランキルトンと対戦し、判定勝ち。
2003年9月26日、UFC 44で宇野薫と対戦し、KO勝ち。
2005年9月7日、初参戦となったHERO'Sのミドル級(-70kg)トーナメント リザーブファイトで朴光哲と対戦し、判定負け。
2006年3月17日、WEC 19のWEC世界ライト級タイトルマッチでゲイブ・ルーディジャーと対戦し、KO勝ちを収め王座獲得に成功した。
UFC復帰
2006年7月8日、2年ぶりのUFC復帰となったUFC 61でジョー・ジョーダンと対戦し、三角絞めで一本勝ち。
2007年1月25日、UFC Fight Night: Evans vs. Salmonでスペンサー・フィッシャーと対戦し、TKO勝ちを収めた。
2007年7月7日、UFC 73の世界ライト級タイトルマッチでショーン・シャークと対戦し、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。試合後の薬物検査で両選手ともにステロイドが検出され、カリフォルニア州アスレチック・コミッションから2,500ドルの罰金と1年の出場停止処分が課された。
2008年7月19日、1年ぶりの復帰となるUFC Fight Night: Silva vs. Irvinでフランク・エドガーと対戦し、判定負け。敗れはしたもののファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。10月25日、UFC 90ではATT在籍時代のチームメイトであるマーカス・アウレリオに判定勝ちを収めた。
2009年9月19日、UFC 103でタイソン・グリフィンにTKO負けを喫した。
2009年11月8日、世界ノーギ柔術選手権に出場し、マスター黒帯メジオ級で優勝を果たした[1]。
2010年1月8日、Max Fights DMでエリック・ワイズリーにTKO負けを喫し、試合後に引退を表明した[2]。
2010年5月29日、UFCファンエキスポで行なわれたGrapplers Questのスーパーファイトでビル・クーパーと対戦し、ポイント負け。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
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30 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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19 勝
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6
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11
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2
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0
|
0
|
0
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11 敗
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3
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0
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7
|
0
|
勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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× |
モーシェ・カイツ |
5分3R終了 判定0-3 |
Israel Fighting Championship: Genesis |
2010年11月9日
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× |
エリック・ワイズリー |
5分3R終了 判定0-3 |
Scorpius Fighting Championships 1 |
2010年9月24日
|
× |
エリック・ワイズリー |
1R 2:03 TKO(パウンド) |
Max Fights DM: Ballroom Brawl 4 |
2010年1月8日
|
× |
タイソン・グリフィン |
2R 3:26 TKO(右ストレート→パウンド) |
UFC 103: Franklin vs. Belfort |
2009年9月19日
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○ |
マーカス・アウレリオ |
5分3R終了 判定3-0 |
UFC 90: Silva vs. Cote |
2008年10月25日
|
× |
フランク・エドガー |
5分3R終了 判定0-3 |
UFC Fight Night: Silva vs. Irvin |
2008年7月19日
|
× |
ショーン・シャーク |
5分5R終了 判定0-3 |
UFC 73: Stacked 【UFC世界ライト級タイトルマッチ】 |
2007年7月7日
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○ |
スペンサー・フィッシャー |
2R 4:03 TKO(スタンドパンチ連打) |
UFC Fight Night: Evans vs. Salmon |
2007年1月25日
|
○ |
ネイサン・ディアス |
2R 2:46 腕ひしぎ十字固め |
WEC 24: Full Force 【WEC世界ライト級タイトルマッチ】 |
2006年10月12日
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○ |
ジェイミー・ヴァーナー |
3R 3:31 腕ひしぎ十字固め |
UFC 62: Liddell vs. Sobral |
2006年8月26日
|
○ |
ジョー・ジョーダン |
3R 0:47 三角絞め |
UFC 61: Bitter Rivals |
2006年7月8日
|
○ |
ブランドン・オルセン |
1R 0:40 腕ひしぎ十字固め |
WEC 21: Tapout 【WEC世界ライト級タイトルマッチ】 |
2006年6月15日
|
○ |
トビー・イマダ |
1R 0:53 腕ひしぎ十字固め |
Total Combat 14: Throwdown |
2006年5月13日
|
○ |
ライアン・シュルツ |
1R 3:30 KO(パンチ連打) |
Absolute Fighting Championships 16 【AFCライト級王座決定戦】 |
2006年4月22日
|
○ |
ゲイブ・ルーディジャー |
1R 0:36 KO(パンチ連打) |
WEC 19: Undisputed 【WEC世界ライト級タイトルマッチ】 |
2006年3月17日
|
× |
朴光哲 |
5分2R終了 判定0-2 |
HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝 【ミドル級トーナメント リザーブファイト】 |
2005年9月7日
|
× |
レイ・クーパー |
1R 2:57 TKO(パンチ連打) |
Shooto Hawaii: Unleashed |
2005年3月25日
|
× |
イーブス・エドワーズ |
5分3R終了 判定1-2 |
Euphoria: USA vs. World |
2005年2月26日
|
○ |
マニー・リーズ・ジュニア |
1R 0:37 KO(パンチ連打) |
Absolute Fighting Championships 10 |
2004年10月30日
|
○ |
フィル・ジョーンズ |
1R 0:47 チョークスリーパー |
Euphoria: Road to the Titles 【ライト級トーナメント 1回戦】 |
2004年10月15日
|
× |
イーブス・エドワーズ |
5分3R終了 判定1-2 |
UFC 47: It's On |
2004年4月2日
|
× |
ジョシュ・トムソン |
5分3R終了 判定0-2 |
UFC 46: Supernatural |
2004年1月31日
|
○ |
宇野薫 |
2R 2:46 KO(右ストレート) |
UFC 44: Undisputed |
2003年9月26日
|
○ |
リッチ・クランキルトン |
5分3R終了 判定3-0 |
UFC 42: Sudden Impact |
2003年4月25日
|
○ |
ライアン・ディアス |
1R 4:23 フロントチョーク |
HOOKnSHOOT: Absolute Fighting Championships 1 |
2002年12月13日
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○ |
アンソニー・ハムレット |
1R TKO(パンチ連打) |
HOOKnSHOOT: New Wind 【HnS世界フェザー級タイトルマッチ】 |
2002年9月7日
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○ |
鈴木洋平 |
1R 1:04 フロントチョーク |
HOOKnSHOOT: Relentless |
2002年5月25日
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○ |
ドン・カエチャー |
2R 2:00 三角絞め |
World Extreme Fighting 12 |
2002年5月11日
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○ |
マイク・ウィルス |
1R 4:00 三角絞め |
HOOKnSHOOT: Overdrive |
2002年3月9日
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○ |
マイク・トーマス・ブラウン |
1R 2:21 三角絞め |
HOOKnSHOOT: Kings 1 |
2001年11月17日
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グラップリング
勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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× |
ビル・クーパー |
ポイント |
Grapplers Quest at UFC Fan Expo Vegas 2010 |
2010年5月29日
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獲得タイトル
表彰
- ブラジリアン柔術 黒帯
- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(3回)
- UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
脚注
関連項目
外部リンク
前王者 ゲイブ・ルーディジャー
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第4代WEC世界ライト級王者
2006年3月17日 - 2006年12月11日
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空位 次タイトル獲得者 ロブ・マックロー
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