エルモ (セサミストリート)
エルモ(Elmo)は、テレビ番組『セサミストリート』に登場するモンスター(マペットキャラクター)。同作の看板キャラクターとして世界的に高い知名度を有する。 1980年に初登場。1984年から2012年までマペティア(人形操者)はケビン・クラッシュ(en:Kevin Clash)。マイクで声を変えることなく、ファルセットにより地声と非常に異なるかん高い声を出している[1]。 特徴体毛は真紅で大きな鼻を持っている。非常に好奇心が強く純粋で、大人を質問攻めにすることもある。その純粋さゆえか、時として常識ではありえない勘違いをし、周囲を困惑させることもある。 エピソード
映画
日本語吹き替え大字は専属声優。
批判と論争『セサミストリート』のファンは、エルモの著名な地位が、オスカー、ビッグバード、カウント伯爵、プレーリー・ドーン、グローバー、クッキーモンスターのような、より古いキャラクターの役割を大幅に削減したとして不満を表明している。一部のファンは、「セサミストリート」からカーミットを恒久的に立ち去らせたとしてエルモを非難している[7](ただし、カーミットは厳密にはセサミストリートには「ゲスト出演」している形であり、セサミストリート固有のキャラクターではない)。エルモは「セサミストリート」の伝統主義者によって「小さな赤い脅威(Little Red Menace)」と呼ばれている[8]。 セサミワークショップに寄せられるFAQに、エルモが自分のことを自分の名前の三人称で呼ぶ(自分を"I"ではなく"Elmo"と話す)不適切な英語を使うことで、多くの未就学児がその行動を模範するというものがある。それに対してこう回答されている。「3歳児と同じく、彼は常に適切な英語を話すスキルや知識を持っているとは限りません」[9]。なお、このような行動は通常2~3歳児には普遍的にみられる行動である。 脚注出典
|
Portal di Ensiklopedia Dunia