エルンスト・ゴットリープ・フォン・ストイデルエルンスト・ゴットリープ・フォン・ストイデル(Ernst Gottlieb (Theophil) von Steudel 、1783年6月30日 - 1856年5月12日)はドイツの医師、植物学者である。植物分類などに関する著作を行った。 生涯エスリンゲンに生まれた。テュービンゲンで医学と科学を学び、1805年に学位を取得した。1年ほどスイス、ウィーン、ハレで過ごした後、エスリンゲンに戻り、医師を開業した。公的な獣医主任(Oberamts-Tierarztes )になり、1828年には市の医療業務(Amtsarzt)に任命された。 医師としての仕事のかたわら、植物学の研究を行い著作を行った。1821年から1824年に『植物の命名』("Nomenclator botanicus")を発表した。アルファベット順に植物のすべての属と種の学名、シノニムを列記したもので、20年後の改訂版では 6,722の属と78 005の種の名前が記載された。科名の他に生育地や引用文献が記載された。 著書はほかに『イネ科の植物の概要』("Synopsis plantarum glumacearum")や、牧師のホーホステッター(Christian Ferdinand Hochstetter)と共著の『ドイツの栽培植物、原生植物の研究』("Enumeratio plantarum germaniae helvetiaeque indigenarum seu Prodromus, quem synopsin plantarum germaniae helvetiaeque edituri botanophilisque adjuvandam commendantes")などがあり、後者ではドイツとスイスで見つかった植物を網羅している。医学に関する著書もある。 ホーホステッターとともにヴュルツブルク自然史旅行クラブを設立し、1822年からゼンケンベルク自然科学協会の会員となった。 イネ科の属、Steudelella(Sphaerocaryum属のシノニム)に献名された。 著書
参考文献
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