エンゼルフーズ
エンゼルフーズ株式会社(英文社名:Angel Foods Corporation)は、神奈川県横浜市都筑区に本社を置く給食業者。法人(幼稚園・学校・事業所)向けに仕出し弁当型給食の製造を請け負っている[1]。 当社と同じく「エンゼル」をシンボルマークに採用する森永製菓グループとは無関係。 概要2025年時点では、幼稚園向けの配達弁当型給食を主力事業とし[4][5][6]、一日約2万食を供給する[1]。 営業地域は、本社所在地の神奈川県内ほぼ全域と、東京都多摩地域を中心とする[7]。かつては埼玉県にも事業所を置いていたが[1]、2025年時点では埼玉県への配達は行っていない[7]。 事業所いずれも神奈川県内に所在。
配達地域沿革
学校給食の喫食率低下・異物混入問題エンゼルフーズは、営業区域内の公立学校で、配達弁当型の学校給食受託も行うが、各地の学校で喫食率低下や異物混入などの問題を起こし、給食中止や業者変更、センター方式給食への移行を決定した市もある。詳細は以下を参照。 町田市の中学校給食問題→「町田市の中学校給食問題」を参照
横浜市の中学校給食問題同社では、横浜市内の公立中学校でスクールランチ型給食として導入した配達弁当「ハマ弁」の製造も2016年10月から請け負っていたが、弁当にプラスチック片などの異物混入があり、横浜市は同社の「衛生管理が改善されない」ことを理由に、翌2017年6月29日、同社からの「ハマ弁」調達を打ち切ることを発表した[8][12]。 大磯町の中学校給食問題→詳細は「大磯町における学校給食問題」を参照
同社が給食製造を請け負っていた神奈川県中郡大磯町の町立中学校2校で、大量の給食食べ残しが発生していると2017年9月15日に日本テレビが報じた[9]。翌9月16日付の読売新聞によると、単に味の良し悪しだけではなく、髪の毛や虫などの異物混入も残食発生の原因と判明した[10]。これを受け、大磯町は問題発覚後に契約解除の交渉を進めていたが、同年10月13日をもって同社への発注をやめ、給食を一時中止することを決定した[11]。 関連項目脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia