エヴァリー・ブラザース
エヴァリー・ブラザース(英語: The Everly Brothers)は、主に1950年代後半から1960年代前半に活躍した、ドン・エヴァリーとフィル・エヴァリーの兄弟によるデュオ。 カントリーの伝統である「クロース・ハーモニー」というスタイルでメロディーを奏でた。その美しいハーモニーはビートルズをはじめザ・ビーチ・ボーイズやサイモン&ガーファンクルに多大な影響を与えた。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第90位[2]。偉大な100人のシンガーの中では、唯一、兄弟でランクインしている。また、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第33位にランクインしている。 概要兄のアイザック・ドナルド・エヴァリー(英語: Isaac Donald Everly、1937年2月1日 - 2021年8月21日 )はケンタッキー州ブラウニー、弟のフィリップ・エヴァリー(英語: Phillip Everly、1939年1月19日 - 2014年1月3日)はイリノイ州シカゴで生まれた。 1957年4月、ケーデンスから発表したデビュー・シングル『バイ・バイ・ラヴ』が全米2位を記録(B面はドン・エヴァリーが書いた「アイ・ワンダー・イフ・アイ・ケア・アズ・マッチ」)。以後、多くのヒット曲を生み出す。1960年にワーナー・ブラザース・レコードに移籍。 1983年9月に再結成コンサートがロンドンのロイヤル・アルバート・ホールが開かれ、翌年、12年ぶりとなるアルバム『EB 84』がリリースされた。アルバムのプロデューサーを務めたのはデイヴ・エドモンズ。シングルカットされた「ナイチンゲールの翼(On the Wings of a Nightingale)」を書いたのはポール・マッカートニーである。 1986年第1回ロックの殿堂の最初の10アーティストに選ばれた。 2014年1月3日、弟のフィル死去。享年75歳。 2021年8月21日、兄のドン死去。享年84歳。 代表作ケーデンス時代
ワーナー・ブラザース・レコード時代
備考
2000年のライブ・アルバム『Souvenir〜Mariya Takeuchi Live』に「レット・イット・ビー・ミー」が収録されている。また、2008年のコンピレーション・アルバム『Expressions』に同曲のスタジオ・バージョンが収録されている。 脚注
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