オレグ・グセフ
オレグ・アナトリオヴィチ・グセフ(Oleg Anatoliovych Gusev、1983年4月25日 - )は、ウクライナ (旧ソビエト連邦)・スームィ州ステパニフカ出身の元同国代表サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはMF。 経歴選手2003年にFCアルセナル・キエフからFCディナモ・キーウへと移籍すると、加入後すぐに右サイドでレギュラーに定着した。2006年にウクライナ代表が初めて出場した2006 FIFAワールドカップでは、主に右サイドバックのポジションでプレーし、ベスト8進出に大きく貢献した[1]。 自身2度目のメジャー大会となったUEFA EURO 2012では、ドイツW杯と同じく右サイドバックのレギュラーとして奮闘したが、グループステージ敗退に終わった[2]。 2014年3月30日、ウクライナ・プレミアリーグのFCドニプロ戦にて、代表でのチームメイトであったGKのデニス・ボイコと衝突してグセフは意識を失ってピッチに倒れた。直後に異常を察知したドニプロのジャバ・カンカヴァがグセフの舌を引き上げ、窒息を防ぎ、グセフは意識を取り戻した[3]。 2016-17シーズンの12月、ディナモ・キエフとの契約満了によって一度はクラブを退団したものの、2017年6月12日に2017-18シーズンのみの1年契約を結んでクラブに復帰した[4]。2018年5月19日、FCシャフタール・ドネツクとの大一番で75分からピッチに立ったグセフは、試合終了までプレーし2-1の勝利に貢献すると、現役引退を公表。ディナモ・キエフでは公式戦通算433試合に出場し、シャフタール・ドネツク戦ではサポーターにより感謝の意を表すコレオが掲げられた[5]。 指導歴現役引退後は指導者の道へと進め、2020年にU-21ウクライナ代表での指導を経て古巣FCディナモ・キーウのアシスタントコーチに就任した[6]。 代表歴出場大会
試合数
得点数
タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
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