オールドフォレスター・ターフクラシックステークス

この項目では、チャーチルダウンズ競馬場の春のG1競走について説明しています。ベルモントパーク競馬場の秋のG1競走については「ジョーハーシュ・ターフクラシックステークス」をご覧ください。

オールドフォレスター・ターフクラシックステークス（Old Forester Turf Classic Stakes）は、アメリカ合衆国ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で開催されるサラブレッドの競馬の競走である。

競争名のオールドフォレスター（英語版）とはアメリカのブラウンフォーマン（英語版）社が発売しているバーボン・ウイスキーの銘柄である。詳しくは後述。

1987年に創設された、芝コースによる競走である。また、ダービーシティディスタフステークスと同じく、ケンタッキーダービーの開催と同日に行われる競走の一つでもある。

1987年に創設され、1989年よりG3、1994年よりG2と経て、1996年よりG1競走に格付された^[1]。出走条件は当初は4歳以上であったが、1992年以降は3歳馬の出走も可能になった。ただし、現在まで3歳馬の優勝は一度もない。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月2日に開催予定だったが、延期(9月5日開催)になった。

前述のとおり、オールドフォレスターとはブラウンフォーマン社が発売しているバーボン・ウイスキーの銘柄である。1987年のレース創設時には同じくバーボンの銘柄アーリータイムズを冠した「アーリータイムズターフクラシックステークス」という名称で、2000年からはケンタッキーダービーの開催時に供されるミントジュレップの公式バーボンとして有名なウッドフォードリザーブを冠した「ウッドフォードリザーブ・ターフクラシックステークス」の名称で行われていた。

2018年から現在の名称に変更されている^[1]。

なお、「ターフクラシック」の名称で行われる競走としては、1977年創設のターフクラシックがある。こちらの「ターフクラシック」は秋のベルモントパーク競馬場で開催され、優勝馬や上位馬がしばしばジャパンカップに招待されたり、種牡馬として日本に輸入されている。当該競走はその後「ターフクラシック招待（Turf Classic Invitational Stakes）」（1991-2003）、「ジョーハーシュ・ターフクラシック招待（Joe Hirsch Turf Classic Invitational Stakes）」（2004-2013）、「ジョーハーシュターフクラシックステークス（Joe Hirsch Turf Classic Stakes）」（2014-）と改名している。

• EQUIBASE Woodford Reserve Turf Classic

1. ^ ^{a b c d e} “Old Forester Turf Classic Stakes (Gr. 1)”. EquiBase. 2019年5月29日閲覧。
2. ^ “Old Forester Turf Classic S.” (PDF). EquiBase. 2019年5月29日閲覧。
3. ^ “ICSC2019” (PDF). ICSC. 2019年5月28日閲覧。