カルト問題キリスト教連絡会カルト問題キリスト教連絡会(カルトもんだいキリストきょうれんらくかい)は、日本国のキリスト教主要6教派[注 1]が設立した組織である[2]。 1986年(昭和61年)から「統一原理問題全国連絡会」を組織していた日本基督教団は、世界基督教統一神霊協会(統一教会)問題は、キリスト教界全体が関わる問題であることして、カトリック中央協議会、日本聖公会、日本福音ルーテル教会、日本バプテスト連盟及び在日大韓基督教会に呼び掛け、2003年(平成15年)10月に前述の6教派による「統一協会問題キリスト教連絡会[注 2]」が発足した[7][8][9][10][11][12]。2015年(平成27年)10月には、同様の問題は統一教会に留まらないとして、名称を「カルト問題キリスト教連絡会」と変更した[2][7][8]。同会は、各参加教派相談窓口に寄せられた相談事例を検証・検討することで「さまざまな議論のある団体」について注意を喚起し、また被害を未然に防ぐための予防策を提案している[13]。 日本基督教団統一原理問題全国連絡会は、統一教会の実態、その犠牲にならないためのポイント、万が一入信してしまった時のケア、各地の相談窓口紹介等について解説する生徒・学生向け小冊子『これが素顔!』を発行し、教団傘下の教会並びにキリスト教主義の学校等に頒布していたが、統一協会問題キリスト教連絡会発足後は同会がこれを引き継ぎ、配布先も6教派の関係先に拡大した[11][14][15]。2020年(令和2年)11月1日には、統一教会のみならず「さまざまな議論のある団体」についての情報も加えた改訂版小冊子『カルトって知ってますか?』を発行した[2][10][16]。 同会が「さまざまな議論のある団体」を「カルトの代表例」として明示した12例は次のとおりである[17]。
「神様の教会世界福音宣教協会」- 朝鮮人の安商洪が創立した教団「神様の教会」の分派[30]。
外部リンク
脚註註釈出典
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