キム・セロン
キム・セロン(韓国語:김새론、2000年7月31日 - 2025年2月16日)は、韓国の元子役、女優[1]。ソウル特別市出身。中央大学校演劇映画科に在学していた[2][3]。妹のキム・アロン、キム・イェロンも子役として活動している[4]。 経歴9歳の頃から子役としての活動を始め、映画初出演で主演を務めた2009年の映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を演じ、カンヌ国際映画祭に韓国の俳優史上最年少で招待された。 2010年の映画『アジョシ』では、ウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を史上最年少で受賞した。 2014年の映画『私の少女』では第35回青龍映画賞新人女優賞を受賞した[5][6]。 2022年12月16日、道路交通法違反により在宅起訴された。容疑は5月18日午前8時ごろ、ソウル・江南区の清潭洞で泥酔状態で運転していたところ、ガードレールや街路樹に何度もぶつかり、破損した容疑[7]。2023年4月5日、ソウル中央地裁から罰金2000万ウォンの有罪判決を言い渡された[8]。この事故が切っ掛けとなり、当時撮影中だった出演作「ブラッドハウンド」では、キム・セロンの登場シーンは大幅に編集され、後半には代役を立てる騒動となった。以後、キムの芸能活動は中断し、長い自粛期間に入った。何度か復帰の計画はあったが、そのたびに韓国の世論は復帰に反対する声が高まり、また誹謗中傷が激化して、復帰を取り下げる事が続いた[9]。 死去2025年2月16日16時54分ごろ、ソウル城東区聖水洞の自宅で遺体が発見された[10][11]。24歳没。警察関係者によると自殺とみられている[12]。自粛期間中、キム・セロンはインターネットによる誹謗中傷への苦しみを吐露する動画を投稿しており(なお、投稿後に削除している)[13]、韓国のメディアでは、これらの誹謗中傷が自殺の原因との見方が広がっている[9]。 出演太字は主演作品 映画
テレビドラマ
Webドラマ
Music Video
バラエティ番組
作品
受賞歴
脚注
外部リンク |
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