クドゥラ金子
クドゥラ金子(クドゥラ かねこ、本名:クドゥラ・トラゥ[1]、1998年2月15日 - )は、アフガニスタン出身の元プロボクサー。初代日本ウェルター級ユース王者。トレーナーは金子実。本多ボクシングジム所属。 人物リングネームの金子は指導を受けるトレーナーの名字からとった[2]。 13歳でアフガニスタンから来日[3]。15歳からボクシングを始めた[4]。 あこがれの選手は6階級制覇王者マニー・パッキャオ。「(国会議員でもある)パッキャオは自分の国の人を助けている。自分もファイトマネーでアフガニスタンの人をいっぱい助けたい」といつかはアフガニスタンのパッキャオになるのが夢[5]と語っていた。 来歴2015年8月3日に後楽園ホールで南優作とウェルター級4回戦を戦い、2回2分58秒KO勝ちを収めてデビュー戦を白星で飾った[6]。 そして2016年7月21日に後楽園ホールで行われた「東日本新人王予選」で入江翔太とウェルター級で戦い、1回37秒TKO勝ちを収めて[7]東日本新人王準決勝進出を果たしたが、次戦は棄権した[8]。 その後2連勝して2018年5月13日に山口県国際総合センター(海峡メッセ下関)で行われた「関門ジャパンドラマティックファイトvol.13」にてチェンジ濱島と初代日本ウェルター級ユース王座決定戦を行い、8回3-0(78-75×2、79-73)判定勝ちを収めて初代日本ウェルター級ユース王者になった[9]。同年11月22日に後楽園ホールで行われた「アンタッチャブルファイト28」のメインイベントで前日本ウェルター級王者の有川稔男とウェルター級8回戦を戦い、3回1分44秒TKO勝ちを収めた[10]。なおこの試合で東日本ボクシング協会から2018年11月度月間賞敢闘賞を受賞した[11]。 翌2019年5月3日に大阪府立体育会館第二競技場で行われた「第8回チャンプファイト」にて安達陸虎と日本ユースウェルター級タイトルマッチを行い、5回3分7秒KO勝ちを収めて日本ユース王座初防衛に成功した[12]。 2019年9月21日、後楽園ホールで行われた「DANGAN227」にて、日本ウェルター級11位の尹文鉉と対戦し、2回3分9秒KO勝ちを収めた[13]。 2020年2月27日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋ウェルター級王座決定戦として長濱陸と対戦するも、12回0-3(110-117×2、110-118)で判定負けを喫し、王座獲得に失敗した[14]。 2020年3月8日、自身のTwitterで現役引退を発表した[15]。これに伴い、ユース王座も返上した。 獲得タイトル戦績
脚注
関連項目外部リンク
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