クリス・エルドリッジ(Chris Eldridge)はアメリカのギタリスト、ボーカル。パンチブラザーズのメンバーとしてその名前を知られる。また、ブルーグラスバンド"The Infamous Stringdusters"の創設メンバーでもある。彼の父親はセルダム・シーンのバンジョー弾きのベン・エルドリッジ。
略歴
当初はエレキギターの演奏をしていたが、10代半ばには父親の影響でアコースティック・ギターでの活動を始める。彼の父親・ベンはブルーグラスバンド「セルダム・シーン」の設立メンバー。 後に、エルドリッジはオベーリン音楽学校で、生きる伝説"トニー・ライス"からギターを教わる。 卒業後はセルダム・シーンに加入し、2007年にはグラミー賞にノミネートされる。 2005年には現在では喝采を浴びているバンドの一つとなったブルーグラスバンド"Infamous String Dusters"を設立。2007年のIBMA(International Bluegrass Music Association)では、Stringdustersのメンバーがエマージング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤー、アルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いた。 2005年、マンドリン弾きのクリス・シーリの興味を引き、バンジョー弾きのノーム・ピケルニー、ヴァイオリン弾きのゲイブ・ウィッチャー、ベーシストのグレッグ・ギャリソン達とともに、活動を始める。その後、すぐに自分たちのエネルギーをバンドに集める事を決めた彼らはパンチブラザーズを結成する。
その後、エルドリッジは数多くのミュージシャンと共演をしている。例えば、ジョン・ブライオン、フィオナ・アップル、ポール・サイモン、ジョン・ポール・ジョーンズ、マルクス・マンフォード、ジャスティン・ティンバーレイク、サラ・ワトキンス、デル・マクーリー、ジュリアン・ラージらである。
ディスコグラフィ
パンチブラザーズ
Year
|
Title
|
Label
|
2008
|
Punch
|
Nonesuch
|
2010
|
Antifogmatic
|
Nonesuch
|
2012
|
Who's Feeling Young Now?
|
Nonesuch
|
2012
|
Ahoy! (EP)
|
Nonesuch
|
2015
|
The Phosphorescent Blues
|
Nonesuch
|
2015
|
The Wireless (EP)
|
Nonesuch
|
Julian Lage & Chris Eldridge
Year
|
Title
|
Label
|
2013
|
Close to Picture (EP)
|
Modern Lore
|
2014
|
Avalon
|
Modern Lore
|
The Infamous Stringdusters
Year
|
Title
|
Label
|
2006
|
The Infamous Stringdusters (EP)
|
Sugar Hill
|
2007
|
Fork In The Road
|
Sugar Hill
|
セルダム・シーン
Year
|
Title
|
Label
|
2000
|
Scene It All
|
Sugar Hill
|
2007
|
Scenechronized
|
Sugar Hill
|
2014
|
Long Time... Seldom Scene
|
Smithsonian Folkways
|
参考文献
- ^ Flatpicking Guitar MagazineMay/June 2006
外部リンク