クリッキタト郡 (ワシントン州)
クリッキタト郡(英: Klickitat County)は、アメリカ合衆国ワシントン州の南部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は20,318人である[1]。郡庁所在地はゴールデンデールであり[2]、郡内では最大の法人化都市である。 郡名はヤカマ・ネーションのクリッキタト族インディアンに因んだものである。 歴史![]() クリッキタト郡は1859年12月20日にワラワラ郡から分離して設立された[3]。この地域の初期開発促進者であるサミュエル・ヒルが良い道路を建設し、第一次世界大戦の戦争記念碑としてストーンヘンジの再建物(メアリーヒル・ストーンヘンジ)や後にメアリーヒル美術館となる邸宅のようなランドマークとなるものを建設した。コロンビア川に架かるサム・ヒル記念橋はサミュエル・ヒルに因む命名である。 地理![]() アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,904平方マイル (4,931.3km2)であり、このうち陸地は1,872平方マイル (4,848.5 km2)、水域は32平方マイル (82.9 km2)で水域率は1.67%である。 特徴的な地形![]() 主要高規格道路
隣接する郡
国立保護地域
人口動態
政府と政治クリッキタト郡はアメリカ合衆国下院議員のワシントン州第4選挙区にあり、投票動向指数は共和党+13である。1995年以降共和党のドク・ヘイスティングスが務めている。州議会では第15選挙区に入っている下院、上院いずれも2011年時点で共和党議員が務めている[4]。 アメリカ合衆国大統領選挙で勝敗の鍵を握る傾向の郡である。1988年、マイケル・デュカキスが49.15%の得票率という接戦で郡を制したが、全国ではジョージ・H・W・ブッシュに敗れた[5]。リチャード・ニクソン(1960年、1968年)、ロナルド・レーガン(1980年、1984年[6])、ビル・クリントン(1992年、1996年)およびジョージ・W・ブッシュ(2000年、2004年[7])はそれぞれ2回ずつクリッキタト郡を制した。このうち全国的に敗れたのは1960年のニクソンのみである。2008年の選挙では民主党のバラク・オバマが共和党のジョン・マケインに僅か21票差で勝利した。得票率では48.85%対48.64%だった[8]。 都市統計調査指定地域
その他の町
脚注
外部リンク
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