グイマル
グイマル(スペイン語: Güímar, スペイン語発音: [ˈgwimar])は、スペイン・カナリア諸島州サンタ・クルス・デ・テネリフェ県のムニシピオ(基礎自治体)。カナリア諸島のテネリフェ島東岸にある。 地理![]() 面積は102.9km2。2015年の人口は19,006人。自治体域は大西洋岸から内陸部の山地まで広がっており、自治体名と同名の中心集落の標高は289メートルである。2013年時点では18,589人の自治体人口のうち、12,508人が中心集落に住んでいた。ラ・オロタバ、アラフォ、ファスニアと自治体境界を接している。 テネリフェ島北東岸のサンタ・クルス・デ・テネリフェから時計回りにテネリフェ島を半周する道路のTF-1号線は、グイマルの沿岸部を通っている。TF-1号線のすぐ東側(海側)には火山円錐丘を有するグイマル悪地自然保護区があり、その最高標高地点は大山(スペイン語: Montaña Grande)と呼ばれている。 歴史![]() 建築年代が定かでないグイマーのピラミッドは、中心集落から約1キロメートル北にある。ノルウェー人人類学者であり探検家のトール・ヘイエルダールは1991年にグイマーのピラミッドを調査し、この構築物が無作為な石積みではなく何らかの意思によって築かれたピラミッドであると主張した。 中心集落の南西にはシエテ・ロマス自然保護区があり、カスティーリャ人征服者のフアン・デ・バダホスに因むバダホス峡谷がある[1]。バダホス峡谷に残る先史時代の遺跡からは、グアンチェ族の活動が証明されている。多くの人々は渓谷に異常な現象が起きていると主張している。 1390年にカンデラリアの聖母が「出現」したのはグイマルであり、グイマルはカナリア諸島のキリスト教化に重要な役割を果たした。スペイン人がテネリフェ島に到達した時、グイマルはグアンチェ族が支配していたテネリフェ島に9ある地区のひとつであり、現在の自治体域よりも広大な面積を占めていた。1494年から1496年にかけて、テネリフェ島はコンキスタドールのアロンソ・フェルナンデス・デ・ルーゴによって征服された。 人口
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