グスタボ・チャシーン
グスタボ・アドルフォ・チャシーン(Gustavo Adolfo Chacín、1980年9月20日 - )は、ベネズエラ出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。 経歴1998年にドラフト外でトロント・ブルージェイズに入団。 2004年9月20日に先発でメジャーデビューを果たした。その試合ではニューヨーク・ヤンキース相手に7回4安打3失点という見事なピッチングを見せ、メジャー初勝利をマークした。さらに2試合目の登板でも7回4安打1失点と活躍。変則的な投球フォームと左投手であることから、2003年のナショナルリーグ新人王・ドントレル・ウィリスになぞらえられた。 2005年は開幕から3連勝と見事なスタートを切り、7月末の時点で既に11勝をマーク。2002年のエリック・ヒンスキー以来3年振りとなるブルージェイズからの新人王もほぼ確実かに思われたが、その後は2勝4敗と思うように勝ち星が伸びず、新人王投票では5位に終わった。 2006年開幕前の3月に第1回WBCのベネズエラ代表に選出された[1]。 シーズンでは、左ヒジを2度痛めて戦線離脱が続き、17試合にしか登板出来なかった。 2007年3月16日に飲酒運転で逮捕された。 2008年はブルージェイズとマイナー契約を結び、傘下のアドバンスドA級ダニーデンでプレーしたが昇格することはなく、12月23日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約したが解雇される。 2009年はフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級リーハイバレーで18試合に先発し8勝4敗、防御率3.21、WHIP1.37の成績を残すが、メジャーに昇格することはなかった。11月9日にFAとなり、12月14日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結ぶ。 2010年は傘下のAAA級ラウンドロックで開幕を迎えたが、5月3日にメジャーに昇格し、31日のナショナルズ戦ではメジャー初ヒットも記録。主にリリーフとして44試合に登板した。 2011年は傘下のAAA級オクラホマシティで開幕を迎え、9先発を含む27試合の登板で3勝6敗、防御率5.13、WHIP1.58を喫し、7月14日に解雇。16日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。11月2日にFAとなった。 2012年、カナディアン・アメリカン・リーグのロックランド・ボールダーズに入団。シーズン途中にアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスに移籍。 2013年、メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズに入団。シーズン途中にラグナ・カウボーイズに移籍。 選手としての特徴色覚異常を抱えながらプレーをしている。黄色やオレンジのサングラスがトレードマークで、試合以外の時でもサングラスをはずさない。 詳細情報年度別投手成績
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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