グライビソン・ヤゴ・ソウザ・リスボア
ヤゴ・ピカチュウ(Yago Pikachu)ことグライビソン・ヤゴ・ソウザ・リスボア(Glaybson Yago Souza Lisboa, 1992年6月5日 - )は、ブラジル・パラー州ベレン出身のプロサッカー選手。 ポジションはディフェンダー、ミッドフィールダー。ディフェンダーでありながら、連携の中で極めて攻撃的なプレースタイルを得意とする。 経歴パイサンドゥ9歳の時に、元ブラジル代表のガンソらを輩出した、トゥナ・ルーゾ・ブラジレイラのフットサルチームに加入した[1][2]。 2005年からパイサンドゥSCの下部組織に移り、2012年にトップチームへ昇格した[2]。同年1月14日、パラー州選手権のカメタSC戦でプロデビューを果たすと、1月25日のアギア・ジ・マラバFC戦で初得点を挙げた[3]。パイサンドゥでは通算221試合に出場し、右サイドバックながら合計62ゴール・40アシストを記録した[2][4]。 ヴァスコ・ダ・ガマ2016年、フリートランスファーでCRヴァスコ・ダ・ガマに移籍し、3年契約を締結[5]。同年7月16日のブラジル全国選手権セリエB第16節ルヴェルデンセEC戦で移籍後初ゴールを決めた[6]。 清水エスパルス2022年夏に自動降格圏の17位に沈んでいた清水エスパルスに完全移籍加入[7]。ゼ・リカルド監督と再び同じチームとなった。 加入後、即スタメンを掴み取り、最初の試合では開始3分でミドルシュートを放った。その次の試合でも同じ位置からミドルシュートを放った。しかし、その後は非常に厳しいチーム状態の中、「ディフェンダーでありながら極めて攻撃的なプレースタイル」という自身の長所が発揮されることはほとんどなかった[8]。 最終的にJ1リーグ戦12試合に出場するも得点を挙げることはできずチームはJ2に降格、シーズン終了後前年まで所属していたフォルタレーザECへ期限付き移籍で復帰した[9]。 フォルタレーザECフォルタレーザに戻った2023年は37試合出場で7得点を決めるなどチームに大きく貢献。2024年1月には完全移籍することが発表された[10]。 人物「ピカチュウ (Pikachu)」というニックネームは、トゥナ・ルーゾ在籍時にコーチから名付けられたもので、『ポケットモンスター』シリーズでお馴染みのキャラクター「ピカチュウ」と同様、身体が小さく、すばしっこい動きをしていたことに由来する[1]。 しかし、本人はこの呼称について「はじめは好きではなかったし、チームメイトにそう呼ばれた時は怒りもしたが、時間が経つにつれて慣れたんだ」と語っている[1]。なお、ポルトガル語の発音は「ピカシュウ」に近い[11]。 個人成績
タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
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