ゴーイン・プレイシズ〜青春のハイウェイ
『ゴーイン・プレイシズ〜青春のハイウェイ』(原題:Goin' Places)は、アメリカ合衆国の兄弟ボーカル・グループ、ジャクソンズが1977年に発表したスタジオ・アルバム。「ジャクソン5」から「ジャクソンズ」へ改名してからは2作目に当たる。 背景前作『ザ・ジャクソンズ・ファースト〜僕はゴキゲン』(1976年)に引き続きフィラデルフィアでレコーディングされ、ギャンブル&ハフがソングライティングやプロデュースに貢献した[3]。そのため、このアルバムはギャンブル&ハフのレーベル、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードとエピック両方のロゴが記載されている。「夢見るレディ」と「青空のパーティー」は、作詞・作曲・プロデュースともジャクソンズの5人により、デクスター・ウォンゼルがアレンジを担当した[4]。マイケル・ジャクソンが大部分の曲でリード・ボーカルを担当しているが、「平和を願おう」では5人全員が交代でリード・ボーカルを担当した[5]。 マイケル・ジャクソンは本作に関して「オージェイズの古い曲"Love Train"みたいで、必ずしも僕達のスタイルじゃない」「アイデンティティを失いつつあった」と感じ、ジャクソンズは本作を最後にギャンブル&ハフと袂を分かって[3]、次作『デスティニー〜今夜はブギー・ナイト』(1978年)よりセルフ・プロデュースでアルバムを制作するようになった。 反響セールス的には前作ほどの成功を収められず、Billboard 200では63位、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは11位に終わった[2]。本作からのリード・シングル「青春のハイウェイ」は全米52位、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは8位を記録し、1978年には「僕のガールフレンド」がR&Bシングル・チャートで38位を記録している[2]。 収録曲特記なき楽曲は作詞、作曲、プロデュースともにギャンブル&ハフによる。
参加ミュージシャン
アディショナル・ミュージシャン
脚注・出典
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