サラ・ミシェル・ゲラー(Sarah Michelle Gellar、1977年4月14日 - )はアメリカ合衆国の女優。本名はサラ・ミシェル・プリンゼ(Sarah Michelle Prinze)。
来歴
生い立ち
1977年4月14日アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークで生まれる。両親は共にユダヤ系で、父親のアーサー・ゲラーは衣服関係の会社員、母親のロゼリン(旧姓グリーンフィールド)は保育園の教諭。1984年に両親は離婚。父親とは疎遠であり、2001年に死去したときもノーコメントを貫き通した。
キャリア
1981年、5歳の時にバーガーキングのコマーシャルに出演[2][3][4]。それ以降、多くのコマーシャルや舞台に立つ。
1992年からティーン向けテレビドラマ Swans Crossing に出演。1995年にソープオペラ『オール・マイ・チルドレン』でデイタイム・エミー賞若手女優賞を受賞[5]。その一方でNY舞台芸術学院を飛び級して1年早く卒業。1997年放送開始のテレビシリーズ『バフィー 〜恋する十字架〜』でバンパイア・スレイヤー(主人公バフィー・アン・サマーズ)を演じて一躍有名になった。また、同番組でサターン賞、ティーン・チョイス・アワード、キッズ・チョイス・アワードなど各賞を受賞。その他、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネートされた。
1997年、2本のホラー映画に出演し『スクリーム2』とジェニファー・ラブ・ヒューイットと共演の『ラストサマー』がある。
1998年SFアクション映画『スモール・ソルジャーズ』で声の出演(グウェンディ人形)を務める。1999年恋愛ゲームを描いたドラマ映画『クルーエル・インテンションズ』で主演する。
2002年ジャック・ブラックと共同で司会を務めたMTVムービー・アワードは全米で約700万人が視聴している[6]。
同年アニメーション番組の実写映画『スクービー・ドゥー』[7]にダフネ役で出演、2004年に第2作目のスクービー・ドゥー2 モンスターパニックが公開された。
2004年、日本が舞台のホラー映画『THE JUON/呪怨』で恐怖体験するカレンを演じた[8]。2006年に続編の『呪怨 パンデミック』に出演[9]。
2009年サスペンス映画『シャッフル2 エクスチェンジ』で主演し人格が入れ替わった夫に翻弄される役を演じる[10]。
2011年-2012年シーズンに放送されたテレビドラマ『リンガー 〜2つの顔〜』(The CW系列)に、双子姉妹の役で主演をした。
2013年-2014シーズンに放送されたコメディドラマ『クレイジーワン ぶっ飛び広告代理店』でピープルズ・チョイス・アワードを受賞した[11]。第一話は、1,552万人の視聴者数であった[12]。
2015年3月、ディズニープリンセスシンデレラに扮して相手ベルとラップ・バトルを繰り広げるビデオに出演した[13]。
私生活
2002年、『ラストサマー』や『スクービー・ドゥー』で共演したフレディ・プリンゼ・Jrと結婚。2009年9月19日に長女(シャーロット・グレース・プリンゼ)を出産。2012年9月には男児を出産した。テコンドー経験者であり、茶帯を持っている。
2014年9月に『バフィー 〜恋する十字架〜』の共演者で友人のミシェル・トラクテンバーグとセス・グリーンと共に再会祝している[14]。
主な出演作品
映画
テレビ番組
その他の出演
年 |
邦題 原題 |
役名 |
備考
|
2015年
|
Princess Rap Battle
|
シンデレラ
|
メインキャラクター "Cinderella vs. Belle"[13]
|
コンピュータゲーム
受賞歴
年 |
ノミネート対象 |
カテゴリ |
ノミネート対象 |
結果
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1993年 |
ヤング・アーティスト・アワード[17] |
新テレビシリーズの若手最優秀女優 |
Swans Crossing |
ノミネート
|
オフ・プライムタイムシリーズの若手最優秀女優
|
1994年 |
デイタイム・エミー賞 |
ドラマシリーズの若手優秀女優 |
オール・マイ・チルドレン
|
ヤング・アーティスト・アワード[18] |
ソープ・オペラの若手優秀女優
|
1995年 |
デイタイム・エミー賞 |
ドラマシリーズの若手優秀女優 |
受賞
|
ヤング・アーティスト・アワード[19] |
昼間シリーズの若手女優による最優秀演技 |
ノミネート
|
1998年 |
ブロックバスター・エンターテインメント・アワード |
好きな助演女優 - ホラー |
ラストサマー |
受賞
|
MTVムービー・アワード |
最優秀ブレイクスルー演技 |
ノミネート
|
サターン賞 |
最優秀テレビ女優 |
バフィー ~恋する十字架~
|
1999年 |
最優秀テレビ女優 |
受賞
|
Viewers for Quality テレビジョン・アワード |
優良ドラマシリーズの最優秀女優 |
ノミネート
|
キッズ・チョイス・アワード |
好きなテレビ女優
|
ヤング・アーティスト・アワード |
コメディまたはドラマシリーズの最優秀演技 - 若手主演女優
|
サターン賞 |
最優秀テレビ女優
|
ティーン・チョイス・アワード |
チョイス・テレビ女優 - ドラマ |
受賞
|
チョイス映画 Sleazebag |
クルーエル・インテンションズ
|
2000年 |
Csapnivalo アワード |
主演女優 |
ノミネート
|
キッズ・チョイス・アワード |
好きなテレビの友人 (デヴィッド・ボレアナズと共同ノミネート) |
バフィー ~恋する十字架~
|
MTVムービー・アワード |
ベスト・キス (セルマ・ブレアと共同受賞) |
クルーエル・インテンションズ |
受賞
|
最優秀演技 - 女性
|
最優秀悪役 |
ノミネート
|
サターン賞 |
最優秀テレビ女優 |
バフィー ~恋する十字架~
|
ティーン・チョイス・アワード |
チョイス・テレビ女優 - ドラマ |
受賞
|
2001年 |
ゴールデングローブ賞 |
テレビシリーズの女優による最優秀演技 - ドラマ |
ノミネート
|
キッズ・チョイス・アワード |
好きなテレビ女優
|
サターン賞 |
最優秀テレビ女優
|
ティーン・チョイス・アワード |
チョイス・テレビ女優 - ドラマ
|
功労賞 |
|
受賞
|
テレビ批評家協会賞 |
ドラマの特筆すべき功績 |
バフィー ~恋する十字架~ |
ノミネート
|
2002年 |
キッズ・チョイス・アワード |
すきな女性バット・キッカー |
受賞
|
SFXアワード |
最優秀テレビ女優
|
ヤング・ハリウッド・アワード |
最もホットな格好の良い若きベテラン - 女性
|
サターン賞 |
最優秀テレビ女優 |
バフィー ~恋する十字架~ |
ノミネート
|
ティーン・チョイス・アワード |
チョイス・テレビ女優 - ドラマ |
受賞
|
チョイス映画女優 - コメディ |
スクービー・ドゥー
|
チョイス映画の相性 (フレディ・プリンゼ・ジュニアと共同ノミネート) |
ノミネート
|
2003年 |
サテライト賞 |
最優秀女優 - ドラマ・テレビシリーズ |
バフィー ~恋する十字架~
|
キッズ・チョイス・アワード |
好きな女性バット・キッカー
|
サターン賞 |
最優秀テレビ女優
|
ティーン・チョイス・アワード |
チョイス・テレビ女優 - ドラマ |
受賞
|
2004年 |
SFXアワード |
最優秀テレビ女優
|
サターン賞 |
最優秀テレビ女優 |
ノミネート
|
2005年 |
MTVムービー・アワード |
最優秀怯えた演技 |
THE JUON/呪怨
|
ティーン・チョイス・アワード |
チョイス映画女優 - スリラー
|
2011年 |
エンターテインメント・ウィークリー Entertainers of the Year アワード[20] |
好きなテレビ女優 |
リンガー 〜2つの顔〜
|
ヴァージン・メディアTVアワード (UK)[21] |
最優秀女優
|
2012年 |
ティーン・チョイス・アワード[22] |
チョイス・テレビ女優 - ドラマ
|
Zap2it アワード[23] |
一つの番組で二つのキャラクター演技で最高の俳優
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E! ゴールデン・リモート・アワード[24] |
あなたが最も逃したスター |
受賞
|
2014年 |
ピープルズ・チョイス・アワード[25] |
新テレビシリーズの好きな女優 |
クレイジーワン ぶっ飛び広告代理店
|
脚注
外部リンク