サード・アイ・ブラインド
サード・アイ・ブラインド(Third Eye Blind)は、1990年代初期に結成されたアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンドである。2020年現在、6枚のスタジオ・アルバムを発表している。 バンドの歴史デビュー前史サード・アイ・ブラインドは、1993年に最初のデモテープを作成した。数多くのレコーディング経験を積み、オアシスの前座をつとめた直後の1996年6月、エレクトラ・レコードとの契約に至った。 デビュー1997年4月8日、彼らのデビュー・アルバム『サード・アイ・ブラインド』が発売された。アルバムには「セミ・チャームド・ライフ」を含む14曲が収録されており、当時のギター、ケヴィン・キャドガンは14曲中10曲を作曲する才能を発揮し、デビュー時の成功へ導く立役者となった。この年に行われた第1回のフジロックフェスティバルで来日している。 ![]() ![]() 転機1999年11月23日には、13曲を収録するセカンド・アルバム『ブルー』が発表されたが、その直後の2000年2月4日、バンドの中核を担うキャドガンは脱退させられてしまう。その理由は明らかにされていない。 その後その後、4年以上の空白を経て、2003年5月13日、サード・アルバム『アウト・オブ・ザ・ヴェイン』を発売したが、セールス面では伸び悩んでいる。 ちなみに、キャドガンは、その後「バリー(Bully)」というバンドに参加している。 2020年12月9日、元メンバーのスレーターが肝不全のためハワイ州マウイ島の病院で死去。 バンド名の由来バンド名「サード・アイ・ブラインド」は陰茎の隠喩である、という誤解が広まっているが、ジェンキンスは「読んだ本の中にあった『心の目(mind's eye)』という表現からバンド名を思いついたんだ」と語っている。ジェンキンスの提案はメンバーも気に入り、バンド名として選ばれることとなった。バンド名は略して「3EB」とも呼ばれる。 メンバー結成時のメンバーは、ステファン・ジェンキンス(Stephan Jenkins、ボーカル、ギター)、エイドリアン・バーリー(Adrian Burley、ドラム)、ジェイソン・スレーター(Jason Slater、ベース)、そしてバンドの楽曲のほとんどを作曲したケヴィン・キャドガン(Kevin Cadogan、ギター)であった。 バンドメンバーは、数回にわたる脱退・加入の変遷を経ている。2019年以降現在のメンバーは次のとおりである。
ディスコグラフィ→詳細は「en:Third Eye Blind discography」を参照
スタジオ・アルバム
コンピレーション・アルバム
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