ザック・ゴドリー
ザカリー・トーマス・ゴドリー(Zachary Thomas Godley, 1990年4月21日 - )は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州バンバーグ郡バンバーグ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。アメリカ独立リーグ・アトランティックリーグのガストニア・ハニーハンターズ所属。愛称はブル(Bull)[1]。 メディアによっては「ゴッドリー」と表記されることもある。 経歴プロ入り前2009年のMLBドラフト50巡目(全体1514位)でニューヨーク・メッツから指名されたが、この時は契約せずにテネシー大学へ進学した。 プロ入りとカブス傘下時代2013年のMLBドラフト10巡目(全体288位)でシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・カブスでプロデビュー。A-級ボイシ・ホークスでもプレーし、2球団合計で14試合に登板して2勝0敗、防御率2.02、28奪三振を記録した。 2014年はA級ケーンカウンティ・クーガーズとA+級デイトナ・カブスでプレーし、2球団合計で40試合に登板して4勝3敗15セーブ、防御率3.09、77奪三振を記録した。 ダイヤモンドバックス時代2014年12月9日にミゲル・モンテロとのトレードで、ジェファーソン・メヒアと共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[2]。 2015年からは先発で起用されるようになった。開幕を傘下のA+級バイセイリア・ローハイドで迎え、AA級モービル・ベイベアーズを経て7月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。メジャーデビューとなった同日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では1900年以降初の「6回無失点、無四球、7奪三振」の快投を見せ[3]、メジャー初勝利を挙げた[4]。この年メジャーでは9試合(先発6試合)に登板して5勝1敗、防御率3.19、34奪三振を記録した。 2016年は27試合(先発9試合)に登板して5勝4敗、防御率6.39、60奪三振を記録した。 2017年は26試合(先発25試合)に登板して8勝9敗、防御率3.37、165奪三振を記録した。 2018年は33試合(先発32試合)に登板して15勝11敗、防御率4.74、185奪三振を記録した。 ブルージェイズ時代2019年8月7日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍した[6]。9月3日にDFAとなり[7]、7日にマイナー契約で傘下のAAA級バッファロー・バイソンズへ配属された。9月8日にFAとなった[8]。 レッドソックス時代2019年12月19日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。2020年7月13日に自由契約となった[10]。 その後、7月17日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ[11]。7月26日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。10月26日にマイナー契約となり、同日中にFAとなった[13]。 ブルワーズ時代2021年3月19日にブルワーズとマイナー契約を結んだ[14]。シーズンでは4月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。5月10日にDFAとなり[16]、12日にマイナー契約で傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズへ配属された[17]。6月18日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[18]。6月21日に再びDFAとなり[19]、24日にFAとなった[20]。 インディアンス傘下時代2021年6月28日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[21]。8月2日に自由契約となった[8]。 メッツ傘下時代2021年8月7日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[8]。オフの11月7日にFAとなった[8]。 レッズ傘下時代2022年2月22日にシンシナティ・レッズと契約した。5月26日に自由契約となった[8]。 独立リーグ時代6月7日にアトランティックリーグのガストニア・ハニーハンターズと契約した[8]。 投球スタイルフォーシームはほとんど投げず、ツーシーム、カッター、カーブを約3分の1ずつ投げる技巧派右腕[3]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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