シェド・ロング・ジュニア
シェドリック・バーナード・ロング・ジュニア(Shedric Bernard Long Jr., 1995年8月22日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム出身のプロ野球選手(二塁手、三塁手、左翼手)。右投左打。北米独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのクリバーン・レイルローダーズ所属。 2019年までの登録名は「シェド・ロング」(後述)。 経歴プロ入りとレッズ傘下時代2013年のMLBドラフト12巡目(全体375位)でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レッズでプロデビュー。24試合に出場して打率.256、1本塁打、8打点、1盗塁を記録した。 2014年はパイオニアリーグのルーキー級ビリングス・マスタングスでプレーし、29試合に出場して打率.172、6打点、2盗塁を記録した。 2015年はA級デイトン・ドラゴンズでプレーし、42試合に出場して打率.283、6本塁打、16打点、2盗塁を記録した。 2016年はA級デイトンとA+級デイトナ・トーテュガスでプレーし、2球団合計で 132試合に出場して打率.293、15本塁打、75打点、21盗塁を記録した。 2017年はA+級デイトナとAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズでプレーし、2球団合計で104試合に出場して打率.281、16本塁打、50打点、9盗塁を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 2018年はAA級ペンサコーラでプレーし、126試合に出場して打率.261、12本塁打、56打点、19盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。 マリナーズ時代2019年1月21日にソニー・グレイ、レイベル・サンマルティンとのトレードで、2019年のドラフト指名権という条件と共にニューヨーク・ヤンキースへ移籍し、同日中に今度はジョシュ・ストワーズとのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[2]。 2019年は開幕を傘下のAAA級タコマ・レイニアーズで迎えた。5月10日にメジャー初昇格を果たし[3]、翌11日のボストン・レッドソックス戦にて「9番・二塁手」で先発出場してメジャーデビュー(この試合では3打数無安打)[4]。この年メジャーでは42試合に出場して打率.263、5本塁打、15打点、3盗塁を記録した。 2020年は34試合に出場したが、打率.171と低迷した。また9月に右脛骨の疲労骨折を修復するための手術を受けた[5]。 2021年は手術後のリハビリを続け、6月7日にメジャーに昇格[6]。6月20日のタンパベイ・レイズ戦では10回裏にサヨナラ満塁本塁打を放った[7]。8月2日に右脛骨を再び疲労骨折したため故障者リスト入りし[6]、そのままシーズンを終えた。オフの10月22日にマイナー契約となり[8]、11月7日にFAとなった。 オリオールズ傘下時代2022年2月17日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[9]。8月16日にFAとなった[6]。 オリオールズ退団後2023年4月28日にアトランティックリーグのハイポイント・ロッカーズと契約した。この年は95試合に出場し、打率.307、13本塁打、59打点、20盗塁を記録した。 2024年4月8日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(メキシカンリーグ)のタバスコ・オルメクスと契約したが[10]、3試合に出場して6打数0安打に終わり、4月19日に自由契約となった[6]。4月29日にアメリカン・アソシエーションのクリバーン・レイルローダーズと契約した[11]。 人物2019年までの登録名は「シェド・ロング」[12]。2019年にAAA級タコマでプレーしていた際にエリック・ヤング・ジュニアの背ネームにジュニアがあったことから自身も付けようと思い立ち、2020年からはジュニアを付け加えた「シェド・ロング・ジュニア」を登録名とした。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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