シカラムータ
シカラムータ(CICALA-MVTA)は、大熊亘(大熊ワタル)を中心とする日本のバンド。 1994年より、クラリネット奏者の大熊亘(大熊ワタル)をリーダーに活動を始めた「大熊亘ユニット」を、1997年に「CICALA-MVTA(シカラムータ)」と命名。明治・大正期に活躍した演歌師・添田唖蝉坊の墓碑銘にちなんでいる。 来歴1994年、絶対零度、ルナパーク・アンサンブル[1]などのポストパンク・バンドで活動した大熊亘(大熊ワタル)をリーダーに「大熊亘ユニット」として活動開始。 1997年、「CICALA-MVTA(シカラムータ)」とバンド名を命名。 1998年、1st.アルバム『シカラムータ』を発表。 1999年、ヨーロッパでのCD配給開始。横浜寿町フリーコンサートに出演(翌年も出演)。 2000年、ロンドン・ロイヤル・フェスティバル・ホールで行われたブラーの前座[2]を皮切りにした夏のヨーロッパ8ヶ国20数ヶ所にわたるツアーで反響を呼ぶ。ドイツ・ルドルシュタット「Tanz&Folk Festival」にも出演。 2001年、2nd.アルバム『凸凹 DEKO-BOKO』を発表。ロンドン・バービカン・センター「Urbanbeat Festival」に出演。 2002年、再びヨーロッパのフェスティバル巡業し、デンマーク「Roskilde Festival」、アムステルダム「Roots Festival」に出演。 2003年、フジロック・フェスティバルに出演。 2004年、3rd.アルバム『GHOST CIRCUS』を発表。 2005年、ライブ・アルバム『生蝉★CICALA-MVTA★LIVE!2006』発表。台北市主催「Taipei Art Festival」に出演、2日間の単独公演。 2006年、ウィーン市「イマジナリー・バルカン・フェスティバル」に招待されメインアクトをつとめる。 2007年、シカラムータなどに着想を得た小説「mit tuba」(瀬川深)が太宰治賞受賞。(筑摩書房から刊行にあたり「チューバはうたう」と改題。) 2010年、4th.アルバム『裸の星 THE NAKED PLANET』を発表。[3] 2014年、20周年記念ライブアルバム『LIVE at 磔磔』を発表。 2015年、20周年記念アンソロジー(ベスト・アルバム)『NON e MVTA』を発表。 2016年、フランスの前衛ロック・フェスティバル「RIO(Rock in Opposition)2016」に出演。 また、シカラムータの別働隊である、大熊ワタル、こぐれみわぞうを中心とする「ジンタらムータ(Jinta-la-Mvta)」も2004年から活動中で、2012年にLIKKLE MAIとのコラボ・シングル『平和に生きる権利』[4]、2014年に初のアルバム『Dies Irae 怒りの日』を発表。[5] さらに大熊ワタル等は、ソウル・フラワー・ユニオンの別働隊であるチンドン楽団の「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」、「ソウルシャリスト・エスケイプ」にも参加している。 メンバー
ディスコグラフィーシカラムータ(CICALA-MVTA)アルバム
大熊亘アルバム
ジンタらムータ(Jinta-la-Mvta)シングル
アルバム
関連書籍
関連項目
出典・脚注外部リンク |
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