ショーン・リード=フォーリー
ショーン・イアン・リード=フォーリー(Sean Ian Reid-Foley, 1995年8月30日 - )は、アメリカ合衆国グアム島アガニャ・ハイツ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下所属。 経歴プロ入りとブルージェイズ時代![]() (2016年4月22日) 2014年のMLBドラフト2巡目(全体49位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。6月27日に傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロ初登板を果たした。9月3日にプレーオフに進出したA-級バンクーバー・カナディアンズに昇格した。だが、本人はプレーオフに出場していない。 2015年はA級ランシング・ラグナッツとA+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーし、2球団合計で25試合に先発登板して4勝10敗・防御率4.22・125奪三振の成績を残した。 2016年もA級ランシングとA+級ダニーデンでプレーし、2球団合計で21試合に先発登板して10勝5敗・防御率2.81・130奪三振の成績を残した。 2017年はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、27試合に先発登板して10勝11敗・防御率5.09・122奪三振の成績を残した。 2018年は開幕をAA級ニューハンプシャーで迎えた。AAA級バッファロー・バイソンズを経て8月13日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]。メジャーデビューとなった同日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では、先発して5回3失点で敗戦投手となった[2]。なお、この試合ではバッテリーを組んだ捕手のダニー・ジャンセンもメジャーデビューした。先発出場のバッテリーが同時にメジャーデビューしたのは、アメリカンリーグでは1967年のボストン・レッドソックスのビリー・ロアとラス・ギブソンのコンビ以来、51年ぶりだった[3]。9月2日のマイアミ・マーリンズ戦で、7回1失点で10奪三振を記録し、メジャー初勝利投手になった[4]。9月15日に、球団初となる5先発で31奪三振を記録し、新人としても球団2回目となる2桁奪三振を記録した選手となった[5]。レギュラーシーズンでは、7先発で33回と1/3回を投げ、2勝・4敗・42奪三振を記録する一方で、21四球と制球難も露呈した[6]。 2019年は9登板(6先発)で2勝4敗で31回と2/3回を記録した[6]。 2020年からは中継ぎに転向。この年は短縮シーズンとなった中で5試合に登板して1勝無敗、防御率はこの時点でのキャリアハイとなる1.35、6奪三振を記録した[6]。 メッツ時代2021年1月27日にスティーブン・マッツとのトレードで、イェンシー・ディアス、ジョシュ・ウィンコウスキーと共にニューヨーク・メッツへ移籍した[7]。移籍初年度となったこの年は12試合に登板して2勝1敗、防御率5.23、26奪三振を記録した[6] 2022年は7試合の登板に留まり、防御率も5.40と前年より悪化した[6]。 2023年も8試合の登板に留まったが、防御率は3.52と前年よりは改善した[6]。また、プロ初ホールドを含む3ホールドを記録した[6]。 2024年は開幕から故障に悩まされたとはいえ、最終的にはこの時点でのキャリアハイとなる23試合に登板して防御率1.66、前年を上回る4ホールドを記録した (勝敗自体は1勝2敗の負け越し)[6]。 2025年はAAA級シラキュースで開幕を迎えたがメジャーに昇格することは無く[8]、5月23日に自由契約となった[9]。 ダイヤモンドバックス傘下時代2025年5月29日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。 投球スタイル最速96.8mph[10](約155.8km/h)の速球にスライダーとチェンジアップを交える。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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