シークレット・オヴ・アソシエーション
『シークレット・オヴ・アソシエーション[注釈 1]』(原題:The Secret of Association)は、イングランドの歌手ポール・ヤングが1985年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバム。 背景「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」は、ダリル・ホール&ジョン・オーツが1980年のアルバム『モダン・ヴォイス』で発表した曲のカヴァーで、オリジナル・ヴァージョンはシングル・カットされていないが、本作のヴァージョンはヤング最大のヒット・シングルとなった[11]。「プレイハウス・ダウン」はアン・ピーブルスのカヴァーで、1984年に本作からの先行シングルとしてリリースされ[12]、全英シングルチャートで9位を記録した[13]。「哀しみのソルジャー」は、トム・ウェイツがアルバム『ソードフィッシュトロンボーン』(1983年)で発表した曲のカヴァーである[14]。 反響・評価母国イギリスでは、1985年4月6日付の全英アルバムチャートで初登場1位となり[15]、合計49週にわたってトップ100入りした[1]。アメリカのBillboard 200では19位に達し、自身唯一の全米トップ40アルバムとなった[9]。日本では、ヤングのアルバムとしては初のオリコンLPチャート入りを果たし、合計23週トップ100入りして最高17位を記録した[8]。 Jose F. Promisはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け、アルバムの全体像に関して「豪華なオーケストレーションと、ヤングならではのソウルフルなボーカルにより、彼の最高傑作というだけでなく、1980年代における優れたアルバムの一つとなっている」、「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」のカヴァーに関して「オリジナルよりもずっと良い」と評している[16]。 収録曲特記なき楽曲はポール・ヤングとイアン・キューリーの共作。
CDボーナス・トラック
参加ミュージシャン
脚注注釈
出典
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