ジェイク・マンガム
Jake Mangumタンパベイ・レイズ #28 |
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 ミシシッピ州立大学時代 (2019年4月20日) |
基本情報 |
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国籍 |
アメリカ合衆国 |
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出身地 |
ミシシッピ州ランキン郡フロウッド(英語版) |
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生年月日 |
(1996-03-08) 1996年3月8日(29歳) |
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身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 179 lb =約81.2 kg |
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選手情報 |
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投球・打席 |
左投両打 |
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ポジション |
外野手 |
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プロ入り |
2019年 MLBドラフト4巡目 |
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初出場 |
2025年3月31日 |
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経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) |
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ジェイク・トーマス・マンガム(Jake Thomas Mangum, 1996年3月8日 - )は、アメリカ合衆国ミシシッピ州ランキン郡フロウッド(英語版)出身のプロ野球選手(外野手)。左投両打。MLBのタンパベイ・レイズ所属。
経歴
プロ入り前
高校卒業後は父の母校であるアラバマ大学へ進学予定だったが、後にこれを撤回してミシシッピ州立大学へ進学した[1]。
ミシシッピ州立大学在学時に2017年のMLBドラフト30巡目(全体902位)でニューヨーク・ヤンキースから、2018年のMLBドラフト32巡目(全体950位)でニューヨーク・メッツから指名されたが、いずれも契約せず大学に残留した[2][3]。
大学時代はサウスイースタン・カンファレンスのシーズン最多安打記録を更新するなどの活躍で、メイヤー・オブ・スタークビル[注 1]の愛称で親しまれた[4]。また、NCAAに対してコーチや学生の待遇改善を訴え、コーチの給与、学生に支給される奨学金の上限を引き上げることを要求していた。NCAAへの抗議として自身が受け取る予定だった奨学金を一部放棄し、在学した4年間のうち最後の2年は奨学金を受け取らない「ウォークオン」としてプレーした[5]。
プロ入りとメッツ傘下時代
2019年のMLBドラフト4巡目(全体118位)で再びメッツから指名されプロ入り[6]。契約金は20万ドルで、4巡目指名選手の上限額である48万7,900ドルを大きく下回った[7]。傘下のA−級ブルックリン・サイクロンズでプロデビューし、53試合に出場して打率.247、18打点、17盗塁を記録した[8]。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり、公式戦出場はなかった。
2021年はA+級ブルックリンで開幕を迎え、その後AA級ビンガムトン・ランブルポニーズへ昇格[9]。2チーム合計で84試合に出場して打率.285、9本塁打、47打点、14盗塁を記録した。
2022年はAA級ビンガムトンで開幕を迎え、その後AAA級シラキュース・メッツへ昇格。背骨を痛めて一時離脱したが、8月に復帰後は31試合に出場して打率.333を記録した[10]。
マーリンズ傘下時代
2022年12月9日にエリエセル・エルナンデスとジェフ・ブリガムのトレードの後日発表選手として、マイアミ・マーリンズへ移籍した[11]。
2023年は傘下のAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプで119試合に出場して打率.298、5本塁打、52打点を記録した[12]。
レイズ時代
2023年12月8日にビダル・ブルハーンとカルビン・フォーシェイのトレードの後日発表選手として、タンパベイ・レイズへ移籍した[13]。
2024年は傘下のAAA級ダーラム・ブルズで104試合に出場して打率.317、6本塁打、56打点、20盗塁を記録した。オフの11月19日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため、40人枠に登録された[14]。
2025年はAAA級ダーラムで開幕を迎えたが、開幕直後の3月30日にジョシュ・ロウの負傷により急遽昇格し、同日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューを果たした。
人物
父のジョン・マンガム(英語版)は元アメリカンフットボール選手で、NFLのシカゴ・ベアーズでディフェンシブバックとして活躍した。叔父のクリス・マンガム(英語版)も元NFL選手で、カロライナ・パンサーズでタイトエンドとして活躍した。
2024年から、母校ミシシッピ州立大学のポッドキャスト、「More Cowbell」で共同ホストを務めている[15]。
詳細情報
背番号
脚注
注釈
- ^ 「スタークビル市長」の意。スタークビルにはミシシッピ州立大学のキャンパスが一部含まれている。
出典
- ^ Hudson, Brett (2017年4月20日). “Mangum has added maroon to his family tree”. The Starkville Dispatch. 2025年4月2日閲覧。
- ^ Hudson, Brett (2017年6月15日). “Mangum decides to return to MSU after drafted by Yankees”. The Starkville Dispatch. 2025年4月2日閲覧。
- ^ Lee, Ethan (2018年6月6日). “Jake Mangum Announces He's Returning To Mississippi State Baseball”. MaroonAndWhiteNation.com. FanSided. 2025年4月2日閲覧。
- ^ Berry, Adam (2025年3月14日). “From 'Mayor' to Majors? That's Mangum's hope for 2025”. MLB.com. https://www.mlb.com/news/jake-mangum-s-path-from-starkville-to-tampa-bay 2025年4月2日閲覧。
- ^ “Jake Mangum's rest of the story: From walk-on to paltry signing bonus - Mississippi Today” (英語) (2019年6月27日). 2025年4月2日閲覧。
- ^ Lowery, Logan (2019年6月4日). “MSU's Mangum, White drafted on Day 2”. Northeast Mississippi Daily Journal. 2025年4月2日閲覧。
- ^ DiComo, Anthony (2019年6月25日). “Thor K's 9 in what he hopes is lone rehab start”. MLB.com. 2025年4月2日閲覧。
- ^ Faulk, Robbie (2019年9月5日). “Diamond Dawgs in the Minors - September 5”. 247Sports.com. 2025年4月2日閲覧。
- ^ Abriano, Danny (2021年6月4日). “Mets Prospect Roundup: J.T. Ginn debuts, Brett Baty is on fire”. SNY.tv. 2025年4月2日閲覧。
- ^ Sammon, Will (2022年11月3日). “Mets prospect Jake Mangum on the upswing: What it means for his Rule 5 outlook”. The Athletic. 2025年4月2日閲覧。
- ^ “Marlins Acquire Jake Mangum From Mets”. MLB Trade Rumors (2022年12月7日). 2025年4月2日閲覧。
- ^ “Rays re-sign Erasmo Ramirez to minor-league deal, complete Marlins trade”. Tampa Bay Times (2023年12月8日). 2025年4月2日閲覧。
- ^ “Rays' Jake Mangum: Sent to Rays as PTBNL” (英語). CBSSports.com (2023年12月8日). 2025年4月2日閲覧。
- ^ Berry, Adam (2024年11月19日). “Rays send Siri to Mets for reliever Eric Orze”. MLB.com. https://www.mlb.com/rays/news/rays-trade-jose-siri-to-mets-for-eric-orze 2025年4月2日閲覧。
- ^ https://x.com/BFW/status/1863965714509357222?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet
関連項目
外部リンク