ジェイコブ・ファリア
ジェイコブ・ダニエル・ファリア(Jacob Daniel Faria, 1993年7月30日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡ラ・パルマ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。 経歴プロ入りとレイズ時代2011年のMLBドラフト10巡目(全体330位)でタンパベイ・レイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズでプロデビュー。6試合(先発2試合)に登板して0勝1敗、防御率2.87、14奪三振を記録した。 2012年はアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズでプレーし、13試合(先発5試合)に登板して3勝4敗、防御率5.14、34奪三振を記録した。 2013年もルーキー級プリンストンでプレーし、12試合に先発登板して3勝3敗、防御率2.02、71奪三振を記録した。 2014年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズでプレーし、23試合に先発登板して7勝9敗、防御率3.46、107奪三振を記録した。 2015年はA+級シャーロット・ストーンクラブズとAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、2球団合計で25試合(先発23試合)に登板して17勝4敗、防御率1.92、159奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 2016年はAA級モンゴメリーとAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して5勝10敗、防御率3.99、157奪三振を記録した。 2017年は開幕をAAA級ダーラムで迎え、6月7日にメジャー初昇格を果たした[2]。メジャーデビューとなった同日のシカゴ・ホワイトソックス戦では先発して6.1回を1失点と好投し、初登板初勝利を挙げた[3]。 2018年は先発3番手として迎えた。5月23日に外腹斜筋で60日間の故障者リストに入り、怪我前の成績は47回と2/3回を投げて防御率5.48だった[4]。8月1日にメジャーに復帰し、ロサンゼルス・エンゼルス戦でリリーフとして3回と2/3回を投げ、勝ち投手となった。8月16日にトミー・ファムに代わって、AAA級ダーラムへ降格した[5]。9月5日に、メジャーに昇格した[6]。レギュラーシーズンでは、初めは先発ローテーションだったものの、外腹斜筋で故障者リストに入ってからは低迷したシーズンだった[7]。17登板12先発で65回を投げ、4勝4敗、防御率5.40、50奪三振を記録した。 ブルワーズ時代2019年7月31日にヘスス・アギラーとのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[8]。 2020年1月10日にジェド・ジョーコの加入に伴ってDFAとなり[9]、21日にマイナー契約で傘下のAAA級サンアントニオ・ミッションズへ配属された[10]。9月18日に自由契約となった[11]。 エンゼルス傘下時代2020年11月23日にエンゼルスとマイナー契約を結んだ。 2021年は5月のマイナーリーグ開幕から傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズでプレーしていたが、6月16日に自由契約となった[12]。 ダイヤモンドバックス時代2021年6月19日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとメジャー契約を結んだ[13]。同日のロサンゼルス・ドジャース戦で移籍後初登板を迎えたが、クリス・テイラーに本塁打を浴びるなど、自分の役目を果たせなかった。9月19日にDFAとなり、21日にFAとなった[12]。 ツインズ傘下時代2021年12月1日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[12]。しかし、2022年6月22日に自由契約となった。 レッドソックス時代2023年2月8日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加した[12]。 シーズンでは、7月16日にメジャーに昇格し、同日のシカゴ・カブス戦に登板したが、2回を投げ、5失点と打ち込まれ、10日後に自由契約となった。結局、この年はこの試合のみの登板に留まった。 投球スタイル平均92.1mph(約148.2km/h)のフォーシームを中心とし、変化球ではスライダーの割合が高く、他にはチェンジアップやカーブを投げる[14]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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