ジェームズ・トラッフォード
ジェームズ・トラッフォード(英語: James Trafford, 2002年10月10日 - )は、イングランド・コッカーマス出身のサッカー選手。プレミアリーグ・マンチェスター・シティFC所属。ポジションはGK。 クラブ経歴コッカーマスの農家に生まれ、幼少期はチェルシーFCのファンであった[1]。カーライル・ユナイテッドFCの下部組織に在籍している時に頭角を現し、2015年8月にマンチェスター・ユナイテッドFCやニューカッスル・ユナイテッドFC、マンチェスター・シティFCが彼の争奪戦に参加、最終的にマンチェスター・シティに移籍したが、メディアはこのニュースを名字に反してライバルのマンチェスター・シティに移籍したと報じた(マンチェスター・ユナイテッドの本拠地がオールド・トラッフォードであるため)[1]。 その後はマンチェスター・シティ EDSで育ち、2021年7月にEFLリーグ1のアクリントン・スタンリーFCに期限付き移籍[2]。同年8月7日のリーグ第1節でフル出場し選手初出場[3]。 ボルトン・ワンダラーズ2022年6月15日、トラフォードでボルトン・ワンダラーズFCに期限付き移籍し[4][5]、翌月には所属元であるマンチェスター・シティとは5年間の契約延長をした[6]。 10月、トラッフォードはクリーンシートを達成する選手として注目を浴び[7]、2023年2月4日のチェルトナム・タウン戦で、ボルトンにおけるホーム戦連続クリーンシート記録を「8」に更新し[8][9][10]、さらに次のホーム戦でもクリーンシートを達成したことで自身の持つ記録を「9」に更新した[11][12]。 しかし、その後のポート・ヴェイル戦で昨年の12月2日以来となる失点を喫したため記録更新は途絶えた[13]。 4月22日のシュルーズベリー・タウンとの試合でシーズン中25回目となるクリーンシートを達成し、トラッフォードはボルトンのゴールキーパーによる1シーズンで最もクリーンシートを達成した選手となった[14][15]。 最終的に合計26回のクリーンシートを達成したトラッフォードは[12]、コナー・ブラッドリーとともにボルトンの年間最優秀若手選手に選ばれた[16][17]。 バーンリー2023年7月20日、2023-24シーズンからプレミアリーグに昇格することになったヴァンサン・コンパニ監督率いるバーンリーFCに加入することが決定した[18][19]。 代表歴U-17代表としてUEFA U-17欧州選手権2019に参加、同じマンチェスター・シティに所属するルイ・ムールデンとポジションを争った。U-20代表としては2021年9月6日に初出場を記録した[20]。 2023年に開催されたUEFA U-21欧州選手権2023では全6試合にフル出場し、全試合でクリーンシートを達成。決勝戦の対スペイン戦で後半アディショナルタイムにPKを止める活躍もあってイングランドの無失点優勝に貢献した[19]。 プレースタイル元々はフィールドプレーヤーであった[1]。 参考文献
外部リンク
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