ジョエル・マティプ
ジョエル・ジョブ・マティプ(Joël Job Matip, 1991年8月8日 - )は、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州 ボーフム出身のドイツ及びカメルーンの元サッカー選手。元カメルーン代表。現役時代のポジションはディフェンダー。 クラブ経歴生い立ちドイツ人の母[2]とカメルーン人のサッカー選手であった父[3]の間にドイツで生まれた。 FCインゴルシュタット04などに所属したマーヴィン・マティプは兄であり[4]、ジョゼフ=デジレ・ジョブは従兄弟にあたる[5]。 ユース時代1997年にVfLボーフムのユースチームにスカウトされ、数年所属した[6]。 シャルケ04時代2000年からはシャルケ04のユースチームにスカウトされ、シャルケの一員になった[7]。2010年3月にシャルケ04のトップチームと3年半の契約を結んだ[8]。 リヴァプール時代2015年2月、2015-16シーズン終了後、4年契約でリヴァプールFCに移籍した[9]。 2016-17シーズン、10月30日のクリスタル・パレスFC戦でリヴァプールでの初得点を記録した[10]。2017-18シーズン、レギュラーとして出場していたが、3月31日のクリスタル・パレス戦で負傷離脱、シーズン中の復帰は厳しいだろうとチームから発表された[11]。 2018-19シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ 2018-19 決勝のトッテナム戦では先発出場し、トッテナムを無得点に抑え、またディヴォック・オリジの試合を決定的なものとするリヴァプールの2点目のゴールをアシストし、チャンピオンズリーグ優勝に貢献した[12][13]。 2019-20シーズン以降は度々負傷しチームを離脱[14]、2021年1月28日のトッテナム戦ではシーズン終了が見込まれる足首の大怪我を負った[15]。 2021-22シーズン、第19節で得意のドリブルで持ち運び、味方とのパス交換から得点を決めた[16]。 2023-24シーズンの2023年12月3日のフラムFC戦で右膝前十字靭帯断裂の重傷を負った[17]。2024年5月17日、同シーズン限りで契約満了により退団することが発表された[18]。 2024年10月12日、現役引退を発表した[19]。 代表経歴2009年12月に初めてカメルーン代表に選出された[20]。しかしドイツ代表を選べる立場でもあった為、この時は参加を見送った[21]。2010年3月に、カメルーン代表を選ぶことを発表[22]。イタリアとの親善試合で、初キャップを記録した[23]。同年のFIFAワールドカップメンバーに選出され、日本との初戦に先発出場するも63分に交代。大会を通してこの1試合のみの出場に留まった 2014年、FIFAワールドカップのメンバーに2大会連続で選出され、GS2試合に出場。6月22日のブラジル戦で代表初得点を挙げた。 2015年に24歳にして代表を引退。引退理由として、代表チームの方針に対する不満を挙げている。2022 FIFAワールドカップでは、カメルーン代表が本大会出場権を獲得したことで、リヴァプールで継続的に出場するマティプの代表復帰の話も浮上したが、カメルーンサッカー連盟会長のサミュエル・エトーは絶対にありえないと否定した[24]。 プレースタイルセンターバックだが、得意のドリブル突破でチャンスを創出する[25]。 個人成績クラブ
代表歴出場大会試合数
代表での得点
タイトルクラブ
個人
出典
外部リンク
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