ジョナタン・エルナンデス
ジョナタン・エルナンデス(Jonathan Hernández,[注 1] 1996年7月6日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州メンフィス出身・ドミニカ共和国育ち[3]のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのタンパベイ・レイズ傘下所属。 父親は元メジャーリーガー投手のフェルナンド・エルナンデス[4]。 経歴プロ入りとレンジャーズ時代2013年1月30日にアマチュア・フリーエージェントでMLBのテキサス・レンジャーズと契約金30万ドルでマイナー契約を結びプロ入り[3]。同年6月6日にレンジャーズ傘下のマイナーチームであるルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レンジャーズで登板し、プロデビュー。2013年シーズンは13登板で44.2回を投げ、防御率1.21を記録した。 2014年もルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レンジャーズに所属。シーズン成績は14先発で75.2回を投げ、防御率2.85を記録した[5]。 2015年はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプレーし、11登板で45.0回を投げ、防御率3.00を記録した。 2016年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、24登板で116.1回を投げ、防御率4.56を記録した。勝利数は10で、初めてシーズンで二桁勝利を挙げた。 2017年はA級ヒッコリーで開幕を迎え[6]、6月にA+級ダウンイースト・ウッドダックスに昇格[7]。7月に行われたオールスター・フューチャーズゲームに世界選抜として招集された[8]。シーズン成績は、2チーム合計で23登板で111.2回を投げ、防御率4.03を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[9]。 2018年はA+級ダウンイーストで開幕を迎え,[10]、6月にAA級フリスコ・ラフライダーズに昇格[11]。2チーム合計で22先発で121.1回を投げ、防御率3.63を記録した。奪三振数は131で、初めてシーズンでイニング数を超える数を挙げた。 2019年はAA級フリスコで開幕を迎えた[12][13]。同チームで8月までに22登板で96.0回を投げ、防御率5.16を記録。8月20日にメジャー初昇格し[14]、翌21日のロサンゼルス・エンゼルス戦で救援登板しメジャーデビュー。この試合では2.1回を投げ無失点で、メジャー初勝利を挙げた[15]。9月7日のボルチモア・オリオールズ戦ではメジャー初先発した。この年メジャーでは9試合(先発2試合)に登板して2勝1敗、防御率4.32、19奪三振を記録した[16]。オフにはドミニカのウィンターリーグに参加し、アギラス・シバエーニャスに所属した[16]。 2020年は27試合に登板して5勝1敗、防御率2.90、31奪三振を記録した[16]。 2021年は開幕前に右肘を痛めて4月にトミー・ジョン手術を受けることとなったため、シーズンを全休する[17]。 2022年はオールスター明けの7月16日からザック・レクスと入れ替わる形でメジャー復帰[18]。この年は29試合に登板して2勝3敗4セーブ3ホールド、防御率2.97、27奪三振を記録した[16]。 2023年は33試合に登板。1勝2敗10ホールドで、防御率は5.40と前年より悪化した。また、前年を上回る34奪三振を記録した[16]。 2024年7月30日にアンドリュー・チェイフィンを獲得したことに伴って、DFAとなった[19]。 マリナーズ時代同年8月2日にウェイバー公示を経てシアトル・マリナーズに移籍し[20]、翌3日にアクティブ・ロースター入りしたが、3試合に登板した後の8日にDFAとなり、11日にAAA級タコマ・レイニアーズに配属された[21]。それ以降はマイナーで過ごし、レギュラーシーズン終了後の10月4日にFAとなった[22]。この年は2チーム合計で29試合に登板して3勝1敗と自身3年ぶりの勝ち越しとなった。また、防御率は前年と同じ5.40であった[16]。なお、FA期間中には5年ぶりにドミニカのウィンターリーグに参加。前回と同じくシバエーニャスに所属した[16]。 レイズ傘下時代2025年1月30日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[23](同日中にAAA級ダーラム・ブルズに配属)。 選手としての特徴最速99.9mph[24](約160.8km/h)の速球が武器。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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