ジョニー・チリノス
ジョニー・エンリケ・チリノス・メヒアス(Yonny Enrique Chirinos Mejias, 1993年12月26日 - )は、ベネズエラ・ボリバル共和国スリア州バチャケロ出身のプロ野球選手(投手)。KBOのLGツインズ所属。 経歴プロ入りとレイズ時代2012年6月にベネズエラから国際フリーエージェントでタンパベイ・レイズと契約金1万ドルで契約してプロ入り[1]。 2013年5月にレイズ傘下のルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・レイズでプロデビュー。このシーズンは同チームで13試合(先発12試合)に登板。55.0投球回を投げ、3勝3敗、防御率3.27、42奪三振を記録した。 2014年はアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズに昇格し、14試合(先発2試合)に登板。43.0回を投げ、3勝0敗、防御率2.09、33奪三振を記録した。 2015年はA-級ハドソンバレー・レネゲーズ、A級ボーリンググリーン・ホットロッズ、A+級シャーロット・ストーンクラブズの3球団に所属し、合計15試合(先発13試合)に登板。79.1回を投げて5勝5敗、防御率1.82、64奪三振を記録した。 2016年はA級ボーリンググリーン、A+級シャーロット、AA級モンゴメリー・ビスケッツの3球団に所属し、合計29試合(先発17試合)に登板。128.2回を投げて12勝4敗、防御率3.36、83奪三振を記録した。 2017年はAA級モンゴメリーで開幕を迎え、5月にAAA級ダーラム・ブルズに昇格した。このシーズンは両チームで合計27登板(先発26試合)。168.1回を投げて13勝5敗・防御率2.73、141奪三振を記録した。この活躍で、レイズはマイナーリーグのピッチャー・オブ・ザ・イヤーにチリノスを選出した[2]。また、シーズン後にチリノスを 40人枠に追加した[3]。 2018年は開幕から25人ロースターに追加された[4]。4月1日のボストン・レッドソックス戦で、3番手のロングリリーフとしてプロデビュー。この試合では4.0回を投げて無失点で、投手の勝敗は付かなかった。チリノスはメジャーデビューから14.2回を無失点に抑え、メジャーデビューからの無失点イニングの球団新記録を立てた[5]。5月1日に右前腕部の張りを訴え、10日間の故障者リストに追加された。5月24日にA+級シャーロットでリハビリ登板をしたのち、6月4日に故障者リストから外れAAA級ダーラムに降格となった。7月24日に再びメジャーへ昇格[6]。8月9日のボルチモア・オリオールズ戦で、オープナーが行われた試合のロングリリーフとして登板し、5.0回を投げて1失点の内容でメジャー初勝利を挙げた[7]。この年メジャーでのシーズン成績は、18試合(先発7試合)・89.2回を投げて、5勝5敗、防御率3.51、75奪三振を記録した。 2019年は26試合(先発18試合)に登板して9勝5敗、防御率3.85、114奪三振を記録した。 2020年8月21日にトミー・ジョン手術を受けることが発表された[8]。 2021年はシーズンを全休した。 2022年は2年ぶりにメジャーに復帰。 ブレーブス時代2023年シーズン途中にアトランタ・ブレーブスへ移籍した。オフの11月17日にノンテンダーFAとなった[9]。 マーリンズ時代2024年はマイアミ・マーリンズとマイナー契約から開始した。6月19日、メジャーリーグに昇格、7月23日、40人ロースターから除外されAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプへと配属された。10月4日、FAとなった[10]。 韓国・LG時代2024年11月27日にKBOのLGツインズと1年100万ドルで契約を結んだ[11]。 投球スタイル最速98.1mph[12](約157.9km/h)、平均約94mphの速球(シンカー、フォーシーム)と、スライダー、スプリッターを持ち球とする[1]。 詳細情報年度別投手成績
年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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